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Thursday, 30 September 2010

転勤願い

日本滞在中に東京支社にも顔を出し、そこでの可能性などもやんわりと聞いて来た。この日は大切な日だったのにも関わらず、前の日に飲み会などが入っていた私。一件目では皆良い子にしていたのに、2件目では4時間以上いて最後にジントニックをガボガボと飲んだらしく(ええ、また記憶がないのです)、午前様。超具合が悪い中、オフィスに行って来た。酒臭くなかったことだけを祈る。次回あのメンバーで飲む時は絶対に翌日オフの日を選びます!


私も今回は腹をくくって帰国を決意したので、ロンドンに戻って来てから正式に転勤願いを提出。来年の2月、遅くて3月には日本に帰ることになりました。自分からの依頼ということもあってリロケーションパッケージはほぼなし。日本円をまったく持っていない私は当分赤字の日々が続くと思う。大企業の下っ端ってこんなもんよ。


住まいは考えた挙げ句、日本橋、人形町あたりを考えてます。半分ガイジンになっちゃっているし、昭和の匂いがするような街の方がいいかなって。西に住んだ方がいいよ!っていう友達も多々いるのだけど、25万〜30万なんて家賃が払えないよ。住宅ローンならまだしもドブに捨てるようなもんじゃん。結構そういうところケチです、私。


エンゲル係数が人の2倍とかある私らは、食費の高いロンドンで暮らすっていうこと自体が間違っていたような気がする。うちにあるワインコルクの数をみてゲスト達はビックリするけど、あの他にもコルクレスのボトル、日本酒、ビール、ウィスキーも飲んで来た。あの分で、敷金、礼金くらいは払えたかもしれない。



Thursday, 26 August 2010

Dragon Boat

木曜日はチームビルディングのイベントで「ドラゴンボート」に参加してきた。写真が小さくて見えないけど、龍の頭と尾で装飾された船を使ってのレース。私は太鼓手をしようと考えていたのに、太鼓がない!おまけに背が低いから先頭、ペーサーとして超ハードな役割が回って来た。「お父さんは日頃の業務だけで疲れているのよ〜。」と心ではつぶやき老体に鞭を打って、頑張ってきた。白髪染めて、疲れを顔に出さずに若者たちと働くのって大変だわ〜。


5チーム中2位という成績をおさめて、その後のBBQ。やっぱり(肉体)労働のあとのビールは最高だね。飲みっぷりはまだそこいらの奴には負けないわ。


最近中途入社したフランス人。ビールは大好きだけど、ワインが嫌いなため、フランスでは浮いてしまったという。友人宅に夕食とかに呼ばれると必ず、「このボトルはどこどこので、うんちゃらかんちゃら」と始まり、「僕はワインが飲めないから」というと「し〜ん」って白けるらしい。そんな彼はイギリスに逃げて来た。なぜドイツにしなかったかは次回聞いてみるとしよう。





Sunday, 8 August 2010

職場でのジェネレーションギャップ

楽天が英語を公用語にするという記事を読んだ。でも国際化ってただ言語だけではないように思える。日本の企業ではダイバーシティ(diversity) いわゆる「多様性」の推進に取り組んでいるのだろうか? 多様性は性別、人種(文化)、セクシャリティを始め、ジェネレーションもある。色々なジェネレーションの定義があるが、今回学んだのは以下。


1901 - 1924  G.I.
1925 - 1942  Silent
1943 - 1960  Boom
1961 - 1981  Generation X
1982 -          Millennial


このジェネレーション区分からいくと私はかろうじてGeneration X、Silentの時代の両親を持つ。会社のトップはBoomerたちで、最近はMillennialが職場に進出してきている。Boomerたちにはワークホリックが多く、「XX時間働いた」と自慢っぽく言う傾向があるという。我々Generation Xの世代には子供がさほど好きでない人が多く、ハリウッド映画でもオーメンのように子供が悪魔という題材が多かったとらしい。実際に Generation Xの出産率はかなり低い。会社に対しての忠誠心が少なく、何時間働いただのという過程よりも「結果重視」。人に雇われたくないためか、起業している中で8割がGeneration Xだという。


さて、Millennialたちだが、彼らの時代には子供がヒーローな映画がやたらと多い。"Baby on Board"のようなバンパースティッカーが出始め、お子様を守る法律が次々と施行された。Boomerたちを親に持つこの世代は、保育所では Web カメラで見守られ、GPSつきの携帯電話をもち、8割以上が両親と仲良くしていて大学を卒業しても実家で暮らしたいという。最近では採用通知を両親にも送る会社がでてきているとも。これらは全て欧米の統計で、日本は事情が違うのかもしれないが、日本でも後輩に残業させていたら彼らの両親から電話でクレームがあったという話は何回か耳にした。


Millennialたちは自分たちが「スペシャル」であると育てられたため、プライドも高く、会社でもVIPのように扱わないといけない。我々がインターンで働いた時は誰もがやりたくないような仕事を押し付けられたが、今では「え〜、それ私がやりたかったのに〜」というくらいのクールなプロジェクトを(勿論我々のサポートの元で)インターンに任せるのだ。


よく欧米では「電球一個替えるのに何人が必要か?」というフレーズを使うが、Boomerたちは11人(10人が見守る中で1人が替える)、Generation Xは1人、Millennialたちは0 - 何故ならそんな危険で面倒な仕事は頼めないのだ。ということは我々の世代はいつになってもいわばDirty Laundryをし続けなければいけない。


このMillennialたちをいかにうまく使えるかということが今後の課題になりそうだ。





Thursday, 24 June 2010

ものごとの捉え方

ランチタイムに出たセミナーでちょっと面白いことを聞いて来た。


家族で何代かで経営してきた炭坑事業が経営不振に陥り、自分の代でつぶしたくないと思った息子が、たまたまMIT(マサチューセッツ工科大学)の講義で Open Sourceという言葉を耳にした。そこからアイディアが閃き、鉱山のデータを公開し、金や銀が採れる所を当てた人に賞金を出すというプログラムを実施した。賞金額が1000万円以上もしたため、世界各国の科学者が自分たちのデータ分析をもとに応募してきた。この結果、堀り損がなくなり収益も右肩上がりになり、Family Businessを守ることが出来た。Open SourceというだけでIT業界と決めつけずに、自分の分野に適用しようと思えたのは素晴らしい。


ブロックのおもちゃで有名なXXGOはリモコンで動くブロックのバージョンを売り出したところ、ハッカーたちがその動作を自由自在に変えて楽しんでいるのを知った。同じことが犬のロボットを出した日本のメーカーでも起こったが、日本のメーカーはハッカーを訴えた。それに対しXXGOは、自分の会社が抱えているR&Dの従業員数を遥かに上回る、しかもタダでpassionateな労働力とみなしたのだ。ハッカー達に工場を与え、自分たちの気に入る作品を作らせて、会社は品質管理後に市場に出す。もちろん収益の何パーセントかはハッカーの手元に行くのだ。ハッカーたちってお金でなくて楽しみでやる人が多いから、残業代がどうのって話にならないし、型にはまっていない作品がどんどんと出来たらしい。


日本のメーカーも、視点を変えて考えられなかったのだろうか? やっぱり日本人はマニュアル通りの思考しかできないのかと思い残念に感じたが、面白いことに今晩日本はこのXXGOの国をサッカーでは負かしたのであった。

Wednesday, 23 June 2010

肉体労働

以前にも書いたけど、今働いている会社は年に一日ボランティア休暇をくれる。体の不自由な人を訪ねたり、庭の手入れ、肉体労働などに平日参加するプログラム。主に会社のPRだろうけど、いつもと違った視点で物事を見つめられる良い機会だ。

今年はSurreyというロンドンより一時間ほど南下した所にあるNational Trust Surrey Hillsへ行って来た。写真のように緑に囲まれていてイギリス人が大好きな所だろうと思う。私もロンドンに来てからマイナスイオンを感じるような場所にはご無沙汰なので、去年も今年もあえてNational Trustを選んだ。

プロジェクトの内容を考えずに参加希望をしてしまったのだけど、ハイキングトレイルの階段作りってこんなに大変なものとは知らなかった。嫌な予感がしたのは、現地に行ったら女は私だけだと知った時。トラックに積んである道具はハードコアで普通の自宅ではお目にかかれないようなものばかりだったし。

まずは支柱になるものを埋め込むのに穴をあけ、自宅にあるトンカチを1000倍くらいしたハンマーで支柱を叩く。2本支柱が立ったら、そこに板をおくのだが、これを水平にするのに土を掘り起こさなくてはいけない。木の根っこがあったり、大きな石があったり、容易な作業ではない。

女だからということで足手まといになるのも嫌なので、汗だく、泥まみれになって働いた。自宅に6時前に帰り、シャワーを浴び、ビールがいつもより格別に美味しい! 最後にパスタといつもはまだ会社にいる時間に夕食が終わった。なんかこういう土方の生活もいいかもっ。

追記: もちろん翌日は筋肉痛でした。

Monday, 15 March 2010

隣の芝生は青くなかった

2年前、1ポンド250円の頃に東京支社に異動した同僚がいた。彼が日本に行ったと同時にポンドは下落し続け、今ではその半額。「あの人、良い時に日本に行ったなぁ。」って羨ましく思っていた。その彼と今日バッタリ、社員食堂で会った。


あまり日本に馴染めなかったのか、もうじきロンドンに戻ってくるそうだ。「でも日本円が稼げて良かったじゃない」と言ったら、「実は僕、何を考えていたのか、米ドルでの支払いをお願いしちゃったんだよ」って。マジですか?


「腐っても米ドル」という神話は崩れ、「米ドルは腐った」のだ。でもポンドのように半額にはなっていないから、まだ救われたのかもしれない。隣の芝生は思ったより青くはなかった。

Friday, 12 March 2010

First Aid

今日は午前中に仕事をしていたら、他の部署の同僚が走ってきて「First Aid(応急処置 )のできるやつはいるか?」と我々に聞いてきた。該当者の席には緑色の旗が立っているのだけど、ふと見渡すと我々の周りには誰もいないではないか。ここはテロもあるし、両親も歳を取って来たから私もコースに行きたいなって思っていた矢先のこと。みんな、ぽけーって感じで何も役に立てなかった。


同じフロアの40位の男の人が、人と立ち話をしている最中に突然癲癇を起こし、周りの処置が遅かったために転んだ際に頭を強く打ち出血。救急車で運ばれたようだ。


仕事も山ほどあるけれど、来週の水曜日から社内の三日間の First Aidのコースに sign up した。いつかとりたいと思っていたから善は急げだよね。

Tuesday, 9 March 2010

来年は

昨日ニューヨークからのManaging Directorとの面接があった。午前中にヒースロー空港に到着し、空港でシャワーを浴びロンドン支社へ直行してきたらしい。彼女は私と同じ年くらいなのかなぁ。かたや平社員なのにね。(苦笑)


「今のプロジェクトを終えたら、次は何があるのか」という私の質問に対して、「あなたをXXX Teamに異動して、ロンドンでトレーニングした後に東京に行かせる予定よ。」と言ってくれた。ってことは来年は日本か?


そうなると尻込みしちゃう私なのだ。東京支社には40過ぎの社員って数えるほどしかいないだろうし、みんな重役なんだよ。日本におけるAge Discrimination やGender Discriminationを改善しませんかって言ってみるか? 残業だってどうだ? 先日もニュースでとりあげられていたじゃないか? いつもより早く、午前2時に終わったからジムに行ったとかいう業界の人もいるようだよ。私のような甘ちゃんがやっていけるのかなぁ?


ま、異動が決まってから考えよう。とりあえずは荷物を増やさないようにと思っているけど、実は中古のマッサージ台をを買っちゃったの。これで出張マッサージを依頼できるんだ。うちに来てくれるのに半額くらいなんだよ〜。


話は変わり、今日はサーモンとしめじのレモン蒸し焼きと茹で野菜とヘルシーなディナーだったの。ただ炭水化物がなかったためか、そのあとにカレーライスを食べちゃった。5月に日本に帰るのに、どうしましょ!

Saturday, 6 March 2010

まだまだ甘い!

先週はProduction Support だったのでいつもに増して忙しかった。とは言え、午後8時前には帰宅していたんだけどね (日本の皆、すまない!)。火曜日の夜中一時近くに携帯が鳴った。夜中にかかってくる電話なんて不幸な知らせしかないから、不吉な予感の中電話をとった。すると東京支社の人から何とサポートの電話!ロンドンとニューヨークで時間をきってサポートを代わり代わりしているので、この時間はルール上まだ午後8時のニューヨークにかけるのが決まりなのだ。それなのにっ!! 結局2:30頃まで仕事したため、目が覚めちゃって寝たのは午前4時過ぎ。老体にはきついぜ。しかもうちの暖房は午後11:00には自動的に切れるので体もすっかり冷たくなっちまった。そんな些細なことで私はちょっとカリカリした。


最近、私の性格の未熟さは子供を産んで育てなかったからかなぁって思うんだ。もしも育児を経験していたら、もっと色んなことや人に寛大になれたんじゃないかって。やっぱり自分のことよりも先に誰かのことを考えて行動してあげるってことを、ちゃんと学ぶべきだった。30代の時に母が「あなたの生き方はあなたの自由だけど、子供はいらないの?」って聞いてきたことがあった。その頃は「子供なんていらない」って思ったけど、最近はちょっぴり後悔している。母が帰りが遅くなるのが分かっている時は、もっとお手伝いしてあげれば良かったとかも。自分の娘が手伝ってくれなくてもそれに落胆することも不満をこぼすこともなかった母は、やっぱり偉大だったなって。娘とはいえ、誰かに何かをしてもらうことを期待しない。だからこそ、誰かが何かをしてくれたら心からありがたく思えるのだろう。


コンピュータサイエンスを学んで初めて母と同等になれたように感じ、シリコンバレーで調子に乗っていた時は自分は母を超せたのかなって図々しくも思ったこともあった。でもさ、全然違うって。敗戦後にお米に芋を混ぜて食べたり、女だてらにキャリアを築き、父の両親の介護して、我が儘な父に愛想もつかさず、仕事、育児だけでなく、ヨガ、ゴルフ、ブリッジ、盆石と趣味もいっぱい。やっぱり私とは格が違うよ。ま、それだけ尊敬できる親をもてたことに感謝するしかないね。首が短いところや真面目なところは遺伝したけど、もうちょっと頭脳とか性格やとかを譲って欲しかったなぁ。


ちょっと仕事で職場で自信をなくしている今日この頃です。

Saturday, 30 January 2010

昔の同僚

毎週土曜日は日本の母とSkypeで話す習慣になっている。最近は母もボケてきてSkypeをONにすることも忘れられちゃうことも多々あるのだが。今日もベットの中でMacBook Proを立ち上げると、暫くして昔の同僚から IM が!


今の会社に転職する前に勤めていた会社って、東京、ロンドン、サンフランシスコ支社合わせて100人にもならない中小企業。現在の職場と違ってアットホームっていうか、会社内でのpoliticsがあまりなくて好きだった。その頃の同僚は 「investment bankはpoliticsが多いから嫌で辞めた」って口を揃えて言っていた。今、私はその意味がよ〜く分かる。

その会社も去年の初めに潰れた。親父は
「お前にそんな給料を払ってたから潰れてたんだ!」
とひどいことを言っていたが、潰れてしまったことに違いはない。東京支社やサンフランシスコの前の同僚たちの不景気の中の職探しは大変だったと聞いている。

彼と一緒に携わったプロジェクトは今までのプロジェクトの中でも一番やりがいがあった。ただ結果的には出来がよくなく、クライアントに対しても後ろめたさがあった。日本のクライアントとの接触が久しぶりだった私は、緊張したものの、皆いい人たちばかりで働きやすかった。

あの頃のようにまた皆で一緒に仕事が出来たら楽しいだろうなぁ、なんて。

私もそろそろこの重い腰をあげて、日本に引き上げた方がいいのだろうか?

満員電車、ゴキブリ、地震、亜熱帯地方のような気候、年寄りに電車で席も譲れないような日本人の中でやっていけるのか? 狭い集合住宅に住み、「ご結婚は?」「お子さんは?」と聞かれ、陰で何を言われるか分からない。夜中まで働く東京支社の若い連中と体力的にも一緒にやっていけるか自信がない。娼婦のような格好をしている中学、高校生を横目で見て、30過ぎでプーして親に世話になっている人が多いところで、何を励みに生きて行けるのだろうか?

日本は食事は美味しいし、ちょっと雪が降ったくらいで電車は止まらない。親の近くにもいられるし、ガイジンとしてでなく生きれる。でも最後の一歩がどうも踏み出せないよ。

Friday, 27 February 2009

和牛バーガー

Burger King で和牛バーガーが食べられると聞いた。
お値段は £95ポンド (約1300円)!!  ← 一個だよ。

http://www.thesun.co.uk/sol/homepage/news/article1304787.ece

景気が悪いのではなかったのか?
誰が食べるんだ!!
絶対に日本のクォーターパウンダーの方が美味しいに決まってる。
ってまだ試していないのだけどさ・・・
ハンバーガー

それと噂通りにまたレイオフがありました。
いつもは水曜日だったので、今日は油断していたら12%もやられた。
去年の暮れからこれで3度目、合計25%斬られた。
大きな荷物を抱えて何人かオフィスから出て行ったよ。

最近は同僚と 「クビになったらどうするか?」という話で盛り上がる。
バイク好きなN君はオートバイ・ショップでもやろうかとか、デイトレで稼ぐとか、
今と同じ職種で転職しようなんて人はいない。

私はどうしようかな?
今の仕事は好きだし、口が悪いから接客は絶対無理だしなぁ。

Friday, 7 November 2008

リストラ

数週間前にアナウンスされた10%の人員削減が昨日ありました。
通常は5%だし、年が変わってから行われる(クリスマスを楽しく過ごせる)のに。

10:30頃、同じ日に転職してきた違う部署の子から
  「やられた」
ってメッセージが。

それからというものの、アンテナを張り巡らし辺りの様子を伺った。
会議室に斬られる人がマネージャーに呼ばれ、そのまま皆にさようならも言う間もなくビルの出口に送られていった。
その後、サバイバー達が会議室に呼ばれ、状況を知らされるといった仕組だった。

うちのチームからはやはり10%の二人がやられた。

この数週間、私は心配で胃がキリキリするおもいだった。
家も買っちゃったし、株は暴落、おまけに就労ビザが会社に連結されているから60日以内に国外に出ないといけない。
引越しの疲れとこのストレスで発熱、今日は欠勤しています。
(↑ あ、私は今回はセーフでした)

あ〜、情けない。

Wednesday, 17 September 2008

リーマン



昨日は本当にたまげた! バンカメがメリル・リンチに乗り換えて、リーマンが破綻するとは誰もが(特にリーマンの件)考え付かなかったと思う。

ロンドンでそのニュースが広がると同時に、元同僚とランチ時に6人緊急集合。リーマンに転職した一人は大きな荷物を抱えて、ランチにやってきた。ニュースで騒ぎは知ってはいたけど、まさか倒産になるとは思わずに普通に出社。ビルの入り口で通知を渡されたという。社員たちはとりあえずは自分の荷物をまとめたけれど、どうしていいか分からずにいると、電気が消えたりついたりしたらしい。これはロンドンで、バスが終点だよ〜っていう合図に使うのだ。

顔では笑っていたけれど、住宅ローンも抱えているし、今はどこの会社も雇っていないし、寒い冬の到来を待つだけって感じだよ。

メリル・リンチの友達は、バンカメに買われていささかほっとしているようだった。明日は我が身かと、この Credit Crunch のトンネルの先の明かりはまだまだ見えなさそうだ。

日本は連休だったから、リーマンの日本支社の人はテレビとかで自分の会社がつぶれたことを知ったのだろか・・・

自分の所持品をまとめるために必要な箱を他から買ったり、それに上乗せした金額で売買するなどのバンカーの気質を最後までなくさなかった人もいたらしいよ。




Friday, 18 July 2008

会社と男と女

中小企業から大企業に転職し長時間働かされてはいるが、社内トレーニングが盛んなので楽しいこともある。先日(って言っても数ヶ月前)はゲスト・スピーカーとして、Laura Liswood を迎えた。

観客は Technology Division の女性のみ。 男性の多いエンジニアリング部の中でいかに生き延びていくかというのがトピックだった。

日本語で書くとまどろっこしいが、訳すとこんな感じになる。

まず、男性はdominantであるので自分への評価が高く、周りをあまり気にせずに自分の思ったことを発言したりする。反対に女性は常に周囲に気を配り、悲観的で失敗を恐れ、受動的である。

これはネズミと猫を一緒の部屋に入れると同じようなことが観察できるらしい。ネズミ(弱者)は猫(dominant)の動きを怯えながら学習し、自分を守ろうとする。女性は弱者だ。

例えば John と Helen がいたとしよう。
勤務評定で
「あなたのことは他の誰もが素晴らしいと言っている。」
などと良い事がズラズラとリストアップされて、最後に
「ただ、この間のプレゼンはいまいちだったよ。」
と言われた。

John は褒められたことだけが耳に入り、 「俺は流石だな!」と喜び、
Helen は逆に 「あ〜、大失敗! なんてこと!」とよい事ことなどは全て忘れ、落ち込む。

これは基本的に女性は自分への評価が低く、男性はその逆であるという。


また、会議中に Helenが何かを提案するのだが、その言い方が曖昧だったために横から John が同じ内容をもう少し強い言い方で言ったとする。
そうすると、男性社員は
「John、素晴らしい意見だ!」
と言い、女性社員は
「それって今Helenが言った事と同じじゃない」
と心の中でつぶやく。

そういうケースに遭遇した場合、どう対処するかと言う話になった。

まず、Helenが出来ることは
  「John、あなたも私の意見に同意してくれて嬉しいわ。この案は・・・」
という具合に自分に注意を再びもっていくのだ。

もしもHelenがそれを出来ないのであれば、他の女性社員が
  「それは今さっきHelenが発言したことと一緒の意見ね。私も賛成だわ。」
とファローをいれる。

この位しないと女性はいつまでも男性よりも低賃金で事務的な仕事ばかりさせられ、役職につけないのだと。

って感じのセミナーで「なるほど!」って鼻息荒くして帰ってきたけど、実際には難しいよね。英語がネイティブでないし、やっぱり押しの強い男には負けるわ。

日本の会社ではどうなのかな?会議では意見を言わずにメモだけとって戻ってくるのがパターン?

こんなことしたら、
  「なんだよ、あのババァ、出しゃばって」
と言われて左遷かしらね?

Tuesday, 10 June 2008

ボランティア

うちの会社は年に一度、社員に一日のボランティアを奨励する。老人ホームを訪ねたり、庭の手入れ、大工まがいなボランティアなどに平日参加するプログラム。会社のPRもあるし、少し偽善な香りがするが、お互いに利益があることなのだから良しとしよう。

で、私は先週の水曜日にそのボランティアとやらに行ってきた。まずは会社から支給されたTシャツを着て8:30に某駅前のカフェで待ち合わせに行ってみた。カプチーノとかクロワッサンがあるような素敵なCaféを探したけど、どこにもない!あるのは脂っこいベーコンや油で揚げた目玉焼きを出してくれる汚いダイナー風。

  イギリス人はこれを「カフェ」と呼ぶのか!

そういえば、パブはいたるところにあってもカフェはあまり見た事がない。とりあえずそこに入りコーヒーを頼んでみた。スタバでコーヒーは2ポンドくらいするのにそこは60ペンスだった。

後日カフェについて同僚に聞いてみると、同じスペルだが、フレンチ風な「カフェ」と「カフ」と二つの呼び名があり、意味が違うとのこと。「カフェ」は私が描いていたような、ちょっとお洒落な所。「カフ」は脂っこい朝食を出す肉体労働者が行くような所だそうだ。

話を戻して、この日のボランティアは健康や経済的に恵まれない子供達に何かをしてあげようというもの。A君は6歳まで公園でかけっこしたり、サッカーとかしていた健康児だった。突然、遺伝子の変異であっという間に寝たきりの体になってしまい、今は8歳。彼と3人の兄妹と両親、祖母が暮らす政府からあてがえられたアパートをペンキを塗り、明るくしようという作業だった。

車椅子に貼り付けられている子供は、「この人たち、何しに来たの?」と少しおびえた様子だった。家族は我々に家を任せ出かけて行った。

ペンキ塗りなんて何年ぶりだろうか。まずはペンキがついたら困るような場所にマスキング・テープを張る作業にとりかかった。家の数箇所にスティッカーがあり、そこには 

   神様はアラーのみ

と書いてあった。

8人のチームメンバーによりアパートは夕方には見違えるようになった。外から戻ってきた家族たちも喜んでくれたが、これをアラーの恵みだとは思われたくないと内心思った。

ペンキだらけになってしまった我々は朝のカフの横にある小汚いパブに行ってビールを飲んだ。午後5時、公園では子供達が遊ぶ声がする。こんな時間に仕事もせずにいるなんて何ヶ月ぶりだろう。

健康、Quality of life、自分の人生のプライオリティなどを考えさせられた一日だった。

結局、疲れがたまっていたところに風邪をひいて、今は寝込んでいる。何のために毎日働いているのかな? って最近よく思うようになった。。。

Wednesday, 1 August 2007

転職

まだ正式な書類とかにサインはしていないのだけれど、
狙っていた会社に転職することになりました♪

大手だから最初は敬遠していたのだけど、面接で会った人達は
気さくでいい人達だった。
昨日は面接で会えなかったチームメンバーの人達に紹介してもらい、
オフィスの設備(カフェテリア、GYM、歯医者)等を案内してもらった。
大手だけあって、設備や教育制度、キャリアプランがしっかりしている。
現在の100人もいない会社ではかなり我儘や融通をきかせてもらった
けど、これからはそうはいかなくなる。
ミクシィもIMも私的なEメールも出来なくなるよ。(涙)

口頭でオファーをもらってからは勉強は一切やめ、CSIと
SUDOKUにはまっています。
あ〜、勉強は辛かった。
もう歳だからね。

イギリスは退職する1ヶ月前に辞表を出さなくてはいけないの。
アメリカは2週間でOKだったのに、日本みたいだね。
ビザの件もあるから、新しいところへ移るのは9月に入ってから。

Wednesday, 25 July 2007

転職活動とミラノ


現在勤めている会社の将来性を考えると、どうしても転職をしないといけないよう。
いいエンジニアが次々と辞めているの。
先週から履歴書を更新したり、ヘッドハンターとやりとりを始めました。
始めてみて、転職って大変なのねって痛感しました。
今回は入社が難関だと噂されている某社を狙っています。
金曜日の朝に4時間に渡る面接。
これで三次面接(12人)。
今は給料の交渉とかの最終段階に突入。
うまくいくかなぁ・・・
これがダメだったら、今の会社にいようっと!

午前中は面接、その足でミラノへ行って来ました。
飛行機
乗る予定の飛行機がキャンセルになったので、ヒースローで何時間も待たされた。
ミラノに着いたのはもう夜中過ぎ!
長い金曜日だったわ。

ドウモ(大聖堂)の見学と、日曜日はダビンチの『最後の晩餐』を観て来ました。
その後は日本からの友達と合流してディナー。
結構飲んだから、無事に帰れたか心配・・・

今回はスカラ座は見学だけになっちゃったけど、次回は絶対に行くぞ〜。
しかし、ミラノは暑かった。。。
あせあせ(飛び散る汗)

Friday, 26 May 2006

転勤

会社からまた秋にロンドンに行くようになるかもと言われた。
それも「いつ」とか「どのくらい」とかは教えてくれずに。
前回と同じパターンになるに決まってる。
3週間が1ヶ月となり2ヶ月となり。。。
5ヶ月も外に出された私はよ〜く知っている、奴らの手口を!
だから思い切って言ってみた。
「だったらロンドンに転勤って形の方がいいかなぁ。」

それから2日以内で事が運び、来週から労働許可書等の手続きに入るとのこと。
うまくすると一ヶ月くらいで労働許可がおりるとか。
あまりにも簡単に話が進んじゃって、ちょっと戸惑ってもいる。

コンドミニアムや車を売ったり、家具を処分したり、荷物整理だってある。。。
それをあと6−9週間でやらなくてはいけなくなってしまった。
なんてこった!

でも仲の良い友人が言ってくれた。
Let it flow. It must be meant to be.
(流れに逆らわずに。。。 きっとそういう運命だったのよ。)
Life is short, enjoy while you can!
(人生短いのだから、楽しめるうちに楽しんで!)

まぁ、そうか。
ロンドンという舞台に移り住んで、新しい生活を築いていくのも悪くないかもしれない。
考えてみても答えって出ないし、やってみて失敗してもそこから学べばいいって。

だから夏にはロンドンに行きます。
新しいチャプターを始めるよ。