Friday, 7 November 2008

リストラ

数週間前にアナウンスされた10%の人員削減が昨日ありました。
通常は5%だし、年が変わってから行われる(クリスマスを楽しく過ごせる)のに。

10:30頃、同じ日に転職してきた違う部署の子から
  「やられた」
ってメッセージが。

それからというものの、アンテナを張り巡らし辺りの様子を伺った。
会議室に斬られる人がマネージャーに呼ばれ、そのまま皆にさようならも言う間もなくビルの出口に送られていった。
その後、サバイバー達が会議室に呼ばれ、状況を知らされるといった仕組だった。

うちのチームからはやはり10%の二人がやられた。

この数週間、私は心配で胃がキリキリするおもいだった。
家も買っちゃったし、株は暴落、おまけに就労ビザが会社に連結されているから60日以内に国外に出ないといけない。
引越しの疲れとこのストレスで発熱、今日は欠勤しています。
(↑ あ、私は今回はセーフでした)

あ〜、情けない。

Wednesday, 17 September 2008

リーマン



昨日は本当にたまげた! バンカメがメリル・リンチに乗り換えて、リーマンが破綻するとは誰もが(特にリーマンの件)考え付かなかったと思う。

ロンドンでそのニュースが広がると同時に、元同僚とランチ時に6人緊急集合。リーマンに転職した一人は大きな荷物を抱えて、ランチにやってきた。ニュースで騒ぎは知ってはいたけど、まさか倒産になるとは思わずに普通に出社。ビルの入り口で通知を渡されたという。社員たちはとりあえずは自分の荷物をまとめたけれど、どうしていいか分からずにいると、電気が消えたりついたりしたらしい。これはロンドンで、バスが終点だよ〜っていう合図に使うのだ。

顔では笑っていたけれど、住宅ローンも抱えているし、今はどこの会社も雇っていないし、寒い冬の到来を待つだけって感じだよ。

メリル・リンチの友達は、バンカメに買われていささかほっとしているようだった。明日は我が身かと、この Credit Crunch のトンネルの先の明かりはまだまだ見えなさそうだ。

日本は連休だったから、リーマンの日本支社の人はテレビとかで自分の会社がつぶれたことを知ったのだろか・・・

自分の所持品をまとめるために必要な箱を他から買ったり、それに上乗せした金額で売買するなどのバンカーの気質を最後までなくさなかった人もいたらしいよ。




Wednesday, 3 September 2008

PROMS

先週PROMSという毎年7月中旬から9月中旬まで開かれる「大衆向け」クラシック音楽祭に行って来た。「大衆向けだから変はイブニング・ドレス着ている人がいなくていいね」ってMちゃんが言ってた。

RAVELのマザーグースで始まり、チャイコフスキーの4番。生の演奏は素晴らしく、音が2Dでなく3Dだよね。

それよりも驚いたのは立ち席(5ポンド)の観客たち。どれもハゲかかった40過ぎのTシャツ姿のオヤジたち。あのオヤジたちは本当にクラシック好きでPROMSは通い詰めみたい。アンコールを求める足バタバタも激しかった。おかげで3曲もアンコールをしてもらい、お得な音楽会となったわ。

このチャイコの4番は彼のホモセクシャリティとの葛藤、YET高揚を感じさせる傑作で私のお気に入りのひとつ。交響曲を聴いていて思ったのは、昔は何十人の人による「傑作」があったのに今は携帯、カラオケの時代。これは進化なのか退化なのか分からないな。

Friday, 18 July 2008

会社と男と女

中小企業から大企業に転職し長時間働かされてはいるが、社内トレーニングが盛んなので楽しいこともある。先日(って言っても数ヶ月前)はゲスト・スピーカーとして、Laura Liswood を迎えた。

観客は Technology Division の女性のみ。 男性の多いエンジニアリング部の中でいかに生き延びていくかというのがトピックだった。

日本語で書くとまどろっこしいが、訳すとこんな感じになる。

まず、男性はdominantであるので自分への評価が高く、周りをあまり気にせずに自分の思ったことを発言したりする。反対に女性は常に周囲に気を配り、悲観的で失敗を恐れ、受動的である。

これはネズミと猫を一緒の部屋に入れると同じようなことが観察できるらしい。ネズミ(弱者)は猫(dominant)の動きを怯えながら学習し、自分を守ろうとする。女性は弱者だ。

例えば John と Helen がいたとしよう。
勤務評定で
「あなたのことは他の誰もが素晴らしいと言っている。」
などと良い事がズラズラとリストアップされて、最後に
「ただ、この間のプレゼンはいまいちだったよ。」
と言われた。

John は褒められたことだけが耳に入り、 「俺は流石だな!」と喜び、
Helen は逆に 「あ〜、大失敗! なんてこと!」とよい事ことなどは全て忘れ、落ち込む。

これは基本的に女性は自分への評価が低く、男性はその逆であるという。


また、会議中に Helenが何かを提案するのだが、その言い方が曖昧だったために横から John が同じ内容をもう少し強い言い方で言ったとする。
そうすると、男性社員は
「John、素晴らしい意見だ!」
と言い、女性社員は
「それって今Helenが言った事と同じじゃない」
と心の中でつぶやく。

そういうケースに遭遇した場合、どう対処するかと言う話になった。

まず、Helenが出来ることは
  「John、あなたも私の意見に同意してくれて嬉しいわ。この案は・・・」
という具合に自分に注意を再びもっていくのだ。

もしもHelenがそれを出来ないのであれば、他の女性社員が
  「それは今さっきHelenが発言したことと一緒の意見ね。私も賛成だわ。」
とファローをいれる。

この位しないと女性はいつまでも男性よりも低賃金で事務的な仕事ばかりさせられ、役職につけないのだと。

って感じのセミナーで「なるほど!」って鼻息荒くして帰ってきたけど、実際には難しいよね。英語がネイティブでないし、やっぱり押しの強い男には負けるわ。

日本の会社ではどうなのかな?会議では意見を言わずにメモだけとって戻ってくるのがパターン?

こんなことしたら、
  「なんだよ、あのババァ、出しゃばって」
と言われて左遷かしらね?

Tuesday, 10 June 2008

ボランティア

うちの会社は年に一度、社員に一日のボランティアを奨励する。老人ホームを訪ねたり、庭の手入れ、大工まがいなボランティアなどに平日参加するプログラム。会社のPRもあるし、少し偽善な香りがするが、お互いに利益があることなのだから良しとしよう。

で、私は先週の水曜日にそのボランティアとやらに行ってきた。まずは会社から支給されたTシャツを着て8:30に某駅前のカフェで待ち合わせに行ってみた。カプチーノとかクロワッサンがあるような素敵なCaféを探したけど、どこにもない!あるのは脂っこいベーコンや油で揚げた目玉焼きを出してくれる汚いダイナー風。

  イギリス人はこれを「カフェ」と呼ぶのか!

そういえば、パブはいたるところにあってもカフェはあまり見た事がない。とりあえずそこに入りコーヒーを頼んでみた。スタバでコーヒーは2ポンドくらいするのにそこは60ペンスだった。

後日カフェについて同僚に聞いてみると、同じスペルだが、フレンチ風な「カフェ」と「カフ」と二つの呼び名があり、意味が違うとのこと。「カフェ」は私が描いていたような、ちょっとお洒落な所。「カフ」は脂っこい朝食を出す肉体労働者が行くような所だそうだ。

話を戻して、この日のボランティアは健康や経済的に恵まれない子供達に何かをしてあげようというもの。A君は6歳まで公園でかけっこしたり、サッカーとかしていた健康児だった。突然、遺伝子の変異であっという間に寝たきりの体になってしまい、今は8歳。彼と3人の兄妹と両親、祖母が暮らす政府からあてがえられたアパートをペンキを塗り、明るくしようという作業だった。

車椅子に貼り付けられている子供は、「この人たち、何しに来たの?」と少しおびえた様子だった。家族は我々に家を任せ出かけて行った。

ペンキ塗りなんて何年ぶりだろうか。まずはペンキがついたら困るような場所にマスキング・テープを張る作業にとりかかった。家の数箇所にスティッカーがあり、そこには 

   神様はアラーのみ

と書いてあった。

8人のチームメンバーによりアパートは夕方には見違えるようになった。外から戻ってきた家族たちも喜んでくれたが、これをアラーの恵みだとは思われたくないと内心思った。

ペンキだらけになってしまった我々は朝のカフの横にある小汚いパブに行ってビールを飲んだ。午後5時、公園では子供達が遊ぶ声がする。こんな時間に仕事もせずにいるなんて何ヶ月ぶりだろう。

健康、Quality of life、自分の人生のプライオリティなどを考えさせられた一日だった。

結局、疲れがたまっていたところに風邪をひいて、今は寝込んでいる。何のために毎日働いているのかな? って最近よく思うようになった。。。

Monday, 5 May 2008

Laurie Anderson

金曜日はLaurie Andersonがロンドンに来ていたので、聴きに行って来た。彼女はポピュラーなポップ歌手とかではなく、ちょっとポリティカルでフェミニスト。ヴァイオリンの弓に磁気テープを張り、弓を弾くことで音声を変えるなど、ハイテクを駆使した自前の楽器を使い、語りが楽しい。リンゴのマークのラップトップがステージでは輝いていたわ。

彼女のお父様がUCバークレーの教授だったためか、San Francisco Bay Area でも毎年のようにパフォーマンスをしてきた。NYCのマクドナルドでバイトをしてみた話とか、Moby Dickを題材にしたパフォーマンスには魅了された。なんと言っても彼女の言葉と頭回転っていうか、会話の交わし方には目を見張るものがある。

私のように何か言われて、カッチ〜ンってきて黙り込むとか、頭の中で Fワードを発する単細胞とは違い、機転の利いた臨機応変な対応で相手をクールにギャフンって言わせる技は素晴らしい。

私は何度か観に行ってるのだが、イラク戦争が起きてからは、彼女の語りも「どよ〜ん」。それでも笑ったり、拍手するような語りもあったから、私は満足でした。

Sunday, 16 December 2007

Racial segregation?

私が通っているジムは女性専用なの。

最近どうやら「15日間ジム体験を15ポンド(3500円位)で!」というキャンペーンをやってしまったが為に、その期間しか来ないだろうっていう人々が多数やってきて、我々のお気に入りのアクア・エクササイズにもきている。主に色の濃い中近東系の人で、一族揃って来ている。(おばあさん、お母さん、叔母さん、娘数人、近所のおばさん達総出!)

で、サウナにいたらその人達に対して文句を言っている常連の白人さんが数人いた。サウナに行くと、ジムの噂話が耳に入ってくるのだ。

その後、クラスが始まると、はっきりと「色分け」されていた。

白人が左(白)、我々が真ん中(黄)、その右に中近東系(茶)、そして黒人(黒)。

やっぱり、Racial segregationはいまだにあるというのを目の当たりにしたよ。

中近東系の人は宗教の関係で男の人と同じ部屋で肌を出せないもんだから、女性専用のジムにくる。女性しかいないのに水着も着ないで、普通の洋服でサウナに入ってくる。やっぱりカルチャーが違うから、サウナの中で垢擦り始めたり「げっ」って思うことが多いらしく、白人達は事々く嫌っていた・・・ 

日本人も野蛮と言われた時代も遠くないが、差別(人種、ゲイに対しても)って宗教からくるものも強い気がする。ちょっと考えさせられたわ。

Monday, 29 October 2007

10月の報告

あっという間に、10月も終わっちゃうね。
今月は日記もろくに書けないほど色々と忙しかったので、今月の出来事をまとめて報告します。

まずは会社のイベントでアウシュビッツ収容所のSurvivorの話を目の前で聞けたこと。
Eva Schlossさんは1929年生まれ。
アンネ・フランクとは公園で何回か話をした事があったらしいけど、Evaさんは弟とお父さんをナチに殺されてしまう。
お母さんと二人生き残ったはいいけど、苦い経験から抜け出るのにとても時間がかかったという。
広島の被爆者といい、ホロコーストの生存者の生の体験を聞けることはこれからはもっと少なくなるだろうから、貴重な話を聞けた。

次はミュージカル。
最近はリメイクでジョン・トラボルタが出演した映画のHairsprayのミュージカル。
これは超楽しかった!
映画を観ていない人はお勧めです♪

それから運転免許の実技試験。
車(セダン)
左側運転等に慣れる為にも夏の終わりから女性のインストラクターに毎週末レッスン。
ところが土曜日の朝の8時なんてキツイ。(二日酔いとか)
お互いにキャンセルし合いながらも7時間くらいは教えてもらっったっていうか一緒にドライブに行ったって感じ。
その甲斐があってか、実技は一発で合格。
オートマじゃなくて、マニュアル仕様よ。
合格マーク

その夜は相棒がお祝いを兼ねて「魔笛」(オペラ)に連れて行ってくれた。
魔笛を英語で聴いたのは初めてだったのでちょいと不思議な感じだった。

金曜日はセント・ポール寺院の屋上(?)まで階段(500段)で昇ってクタクタ。
土曜日はワイン・ショーでいつもは決して飲めないような高級なワインをいっぱい飲んだ。
あ、朝はちゃんとジムに行ったけどね。
ジムに行き始めてから一ヶ月過ぎたけど、体重は変わっていないし、お腹の周りの贅肉はまだしっかりついている。
なんで〜って感じ。

新しい仕事は楽しいけれど、勤務時間が長くなった。
最近じゃ、朝8時から夜7時。
ランチはデスクで食べる状態。(涙)

昨日で夏時間が終わり、もうロンドンは冬の到来。
雪
スーツの上にコートを着て通勤。
先日は家を出たときはまだ暗かったよ。

そんな感じで毎日があっという間に過ぎちゃっています。

Thursday, 9 August 2007

バルセロナ

先週末はバルセロナに行って来ました。
サンフランシスコの友達と現地で合流し、40歳のお誕生日を4人で祝ってきました。

金曜日の夜の10時頃にホテルにチェックイン。
マイケルX2(二人ともマイケルなの)とTAPASバーへ。
11時過ぎだっていうのに、子供達もウロウロしている。
さすがシエスタつきのスペイン!
夜中過ぎにホテルに戻って、ホテルのバーでまた飲み始めた。
前日もいっぱい飲んだのに、我々は旅の一日目からガボガボと飲んでた。
結局2時ごろに解散。
眠い(睡眠)

翌日は永遠工事中のサグラダ・ファミリアへ。
GAUDIなしで、バルセロナはあるのかと言うくらい。
GAUDIが建築したというレストランで豪華なランチを
マイケル君のお誕生日のお祝いにした。
プレゼント
スペインのワインもCAVAも美味しい!
ワイングラス

日曜日はグエル公園に行ったり、海の見える展望台に行ったり。
とっても暑い中見つけたパブには、各テーブルにビールのタップが!
セルフサービスで好きなときに好きなだけ飲める。
ビール
パブの中にはモニターがあって、テーブルの番号と飲んだリットル数が
表示されている。
競い合う連中たちもいるのだろう。

それにしても一番強烈だったのは闘牛!
動物愛護協会の人が闘牛場の前で訴えていたのが見て初めて
分かったよ。
闘牛たちは強くなんかなくて、犬が戯れているような感じ。
そこに綺麗な洋服を着た男がケンカをふっかけて、殺す。
殺すのも下手で、一発で死なせてあげることも出来ずに、
闘牛は口から血を吐き、何が起こったのかも分からずに死んでいった。
目を何度もパチパチさせて・・・
心なしか涙も見えたような気がする。

ひっどいスポーツだった。
私は「どよ〜ん」となり、みんなとその場を去った。
フラメンコとかを観に行った方がよっぽど良かった!

その夜はかなりうなされたらしい。
せっかくのバルセロナだったのに・・・

Wednesday, 1 August 2007

転職

まだ正式な書類とかにサインはしていないのだけれど、
狙っていた会社に転職することになりました♪

大手だから最初は敬遠していたのだけど、面接で会った人達は
気さくでいい人達だった。
昨日は面接で会えなかったチームメンバーの人達に紹介してもらい、
オフィスの設備(カフェテリア、GYM、歯医者)等を案内してもらった。
大手だけあって、設備や教育制度、キャリアプランがしっかりしている。
現在の100人もいない会社ではかなり我儘や融通をきかせてもらった
けど、これからはそうはいかなくなる。
ミクシィもIMも私的なEメールも出来なくなるよ。(涙)

口頭でオファーをもらってからは勉強は一切やめ、CSIと
SUDOKUにはまっています。
あ〜、勉強は辛かった。
もう歳だからね。

イギリスは退職する1ヶ月前に辞表を出さなくてはいけないの。
アメリカは2週間でOKだったのに、日本みたいだね。
ビザの件もあるから、新しいところへ移るのは9月に入ってから。