Thursday 25 January 2007

初雪


暖冬だったロンドンも数日前からメッキリ冷え込み、今日は初雪が降った。
先週は風(時速80−100マイル)が吹き荒れ、倒れてきた塀などに押し潰されたり、車が横転して事故が起き、それの巻き添えとなったりで10人位の死亡者が出たの。
ロンドンブリッジ駅の屋根が壊れ、駅が閉鎖。
地下鉄は遅れたくらいだったけど、電車(JRのような)はほとんど動かなかったので交通マヒ状態。
飛行機も何十便もキャンセルになったらしい。

今日は雪。
ロンドンブリッジ駅はまた一時閉鎖していたらしい。
Mは歩いてロンドン・ブリッジを渡り他の駅に行ったみたいで橋の上から電話してきて、タワー・ブリッジを渡っている私に
「ね〜、今ね、ロンドンブリッジの真ん中あたりにいるけど、見える?」って。
見えるわけね〜だろっ!

雨、雪、風、落葉、テロ・・・
これらによりこの大都市の交通機関が容易にマヒする。
イギリスはちょっと遅れています。

Monday 1 January 2007

明けましておめでとう!

新年、明けましておめでとうございます!

私は今さっき、西本智実さん指揮のジルベスター・コンサートから戻って来ました。
あいにく、私がうつしたロンドン風邪で母は咳ゴホゴホ。
周りの方にご迷惑だろうということで、4曲後に母を家に戻しました。
一人でコンサート会場に残って楽しんできた親不孝者。

カウントダウンにはチャイコフスキー交響曲第4番の第4楽章を西本さんは見事に時間通りに終わらせ素晴らしい指揮でした。
スラリとした姿で指揮をされた彼女はやはり格好良かったです。

それで最寄の駅からタクシーに乗って帰ってきたのですが、 偶然なことに母を家まで送り届けてくれた運転手さん!
「母と一緒だったのですが、咳がひどかったので先に帰らしたので」
と言ったら、
「あ、僕が先ほどお送りした方だ!」って。
家までの道のりなんて教えなくても専用ドライバーのように 家まで送り届けてくれた。
タクシーが数台しかない村ではないから、これはちょっとした 偶然だったのよ!

一足先に帰った母は家の中で血だらけになっている父を発見。
どうやらトイレから戻る途中で倒れて指を切ったらしい。
父が自分で傷の手当をヨロヨロとしている時に母が丁度帰宅。
絨毯にも(幸いワインレッド色)血がついていてビックリしたよ。
ちょっと傷が深かったみたいで大事に至らなかったから良かった。
(この傷はかなり深く、元旦に病院で14針も縫ってもらったんだから。)

とんだハプニングで年が明けてしまいましたが、人との出会いとかを大切にしたい気分にさせられました。