Sunday 27 June 2010

イングランド敗戦

今日はテニスの上手なH君をつかまえて、おばさん3人相手にテニスの特訓をしてもらった。炎天下の中だったけど、プライベートレッスンなんてありがたいじゃない。やっぱり上手い人が一人入るとラリーも続くし、上達も早い。Wiiで鍛えたボレーもほめてもらった。


テニスの後はパブでビール+ランチの予定だったのだけど、イギリス人で激込みのパブは避けようということで家にみんなで戻ってきた。近所のT君もよんで5人でピザを食べたあとイングランドとドイツのサッカー観戦。2−1の時に決めたシュートが審判に認められなかったので、すごいブーイング。それからはイングランドのノリが悪く4−1で負けるなど惨めな試合となった。T君が買って来てくれたスイカを食べて、どんより気分が少し晴れた。


家の裏にはどうやらドイツ人が住んでいるようで、今もパーティしている。たまに「どいちぇらんど〜」と歌が聞こえてくるくらいだ。イギリス人はふて寝でもしているのか、どこかで渋々飲んでいるのか静かである。イギリス人ってサッカー(英国ではフットボールと呼ぶのが正しい)が好きなわりには、下手だよね。


さて、あとは日本の試合に期待してみよう。

Saturday 26 June 2010

BBQ

土曜日は朝から大忙し。ピラティス、美容院に行った後、ロンドンから特急で30分北上した所にある郊外のお友達のおうちでのBBQにお呼ばれ。ここのところ晴天だったので、last minutesのお誘いだったが結構な人数が電車をいつくも乗り継いでまで集まった。何たってここの家主Gさんのお料理はミシュランシェフ顔負けだし、Tさんはとても優しくて気が利くホスト。


お世辞ではなくこのBBQは今まで何処で食べたBBQよりも格別に美味しかった。Safewayの冷凍のハンバーガーをそのままのせるようなアメリカ人とは違う。一度茹でた豚をマリネしたスペアリブ、コリアンダーとライムジュース味のチキン。鶏の皮までパリパリでお皿にはシャブリ尽くされた骨しか残らないほど。チャーハンや芋など炭水化物もあったし、お皿はご覧の通り山盛り。食い気が先だったので、ちゃんとした写真が撮れなかった。


デザートも勿論手作り。パイ生地のちょい焦げのところなんてほっぺが落ちそうだったわ。料理の得意な友がいると幸せだわ。







Thursday 24 June 2010

ものごとの捉え方

ランチタイムに出たセミナーでちょっと面白いことを聞いて来た。


家族で何代かで経営してきた炭坑事業が経営不振に陥り、自分の代でつぶしたくないと思った息子が、たまたまMIT(マサチューセッツ工科大学)の講義で Open Sourceという言葉を耳にした。そこからアイディアが閃き、鉱山のデータを公開し、金や銀が採れる所を当てた人に賞金を出すというプログラムを実施した。賞金額が1000万円以上もしたため、世界各国の科学者が自分たちのデータ分析をもとに応募してきた。この結果、堀り損がなくなり収益も右肩上がりになり、Family Businessを守ることが出来た。Open SourceというだけでIT業界と決めつけずに、自分の分野に適用しようと思えたのは素晴らしい。


ブロックのおもちゃで有名なXXGOはリモコンで動くブロックのバージョンを売り出したところ、ハッカーたちがその動作を自由自在に変えて楽しんでいるのを知った。同じことが犬のロボットを出した日本のメーカーでも起こったが、日本のメーカーはハッカーを訴えた。それに対しXXGOは、自分の会社が抱えているR&Dの従業員数を遥かに上回る、しかもタダでpassionateな労働力とみなしたのだ。ハッカー達に工場を与え、自分たちの気に入る作品を作らせて、会社は品質管理後に市場に出す。もちろん収益の何パーセントかはハッカーの手元に行くのだ。ハッカーたちってお金でなくて楽しみでやる人が多いから、残業代がどうのって話にならないし、型にはまっていない作品がどんどんと出来たらしい。


日本のメーカーも、視点を変えて考えられなかったのだろうか? やっぱり日本人はマニュアル通りの思考しかできないのかと思い残念に感じたが、面白いことに今晩日本はこのXXGOの国をサッカーでは負かしたのであった。

Wednesday 23 June 2010

肉体労働

以前にも書いたけど、今働いている会社は年に一日ボランティア休暇をくれる。体の不自由な人を訪ねたり、庭の手入れ、肉体労働などに平日参加するプログラム。主に会社のPRだろうけど、いつもと違った視点で物事を見つめられる良い機会だ。

今年はSurreyというロンドンより一時間ほど南下した所にあるNational Trust Surrey Hillsへ行って来た。写真のように緑に囲まれていてイギリス人が大好きな所だろうと思う。私もロンドンに来てからマイナスイオンを感じるような場所にはご無沙汰なので、去年も今年もあえてNational Trustを選んだ。

プロジェクトの内容を考えずに参加希望をしてしまったのだけど、ハイキングトレイルの階段作りってこんなに大変なものとは知らなかった。嫌な予感がしたのは、現地に行ったら女は私だけだと知った時。トラックに積んである道具はハードコアで普通の自宅ではお目にかかれないようなものばかりだったし。

まずは支柱になるものを埋め込むのに穴をあけ、自宅にあるトンカチを1000倍くらいしたハンマーで支柱を叩く。2本支柱が立ったら、そこに板をおくのだが、これを水平にするのに土を掘り起こさなくてはいけない。木の根っこがあったり、大きな石があったり、容易な作業ではない。

女だからということで足手まといになるのも嫌なので、汗だく、泥まみれになって働いた。自宅に6時前に帰り、シャワーを浴び、ビールがいつもより格別に美味しい! 最後にパスタといつもはまだ会社にいる時間に夕食が終わった。なんかこういう土方の生活もいいかもっ。

追記: もちろん翌日は筋肉痛でした。

Tuesday 22 June 2010

昨日の夕飯

昨日はバス停で知り合った近所のイギリス女性のお家にディナーに行ってきました。英国人は料理が得意でないといるレッテルを貼られているので、「せめて食べられるものが出てくるといいなぁ」って思いながら。


電子レンジの中で何かがクルクル回っている。中でプラスティックの袋が今にも爆発するような大きさに膨らんでいるよ! 大丈夫か? ドキドキ。


食卓は綺麗にセッティングされていて、フィッシュケーキが出て来た。見栄えはお世辞にも良いとは言えないが、味はGood! 持参した白ワインとも相性が良く、美味しく頂けた。電子レンジに入っていたのはどうやらホウレンソウだったみたい。袋ごとチンができるとは知らなかったわ。

Monday 21 June 2010

月曜日

アメリカでもイギリスでも月曜日の朝になると必ず聞かれる質問がある。
How was your weekend?  週末はどうだった?
What did you do over the weekend? 週末は何をしたの?
 
私は出社すると自分のデスクに着く前に手を洗わう習慣がある。だからトイレに行って、手を洗っていたら他のチームの子がお約束のこの質問をしてきた。
 
「土曜日のピラティスのおかげで筋肉痛なの。」
と答えたら、
「いいわね、時間があって」
ときた!
二人の子供とダンナを抱えていれば大変だろうけど、それってさ、自分の選択した道じゃん! 時間は作るもの。 ジムに本当に行きたいならベービーシッターでも雇って行けるはず。
 
「あ~、そうですよ、私は勝手気ままな独身貴族ですが、何か?」と反射的に思ったが、中途半端に笑ってトイレを出てきた。こういう無神経な発言するのって大抵オンナなのよね。家庭で不満がたまっているのかしら。
 
そうよ、まずは金曜日は半休をとってミシュランの星が二つ付いているレストランで先々週の金曜日の強力女子メンバー4人で優雅にランチ。Fさんのお誕生日だったから、シャンペンをまずパブで開けて、乾杯してからレストランへ。二つ星だったので期待の方が高くなってしまし、食事はまぁまぁと言ったところ。ランチ時だったのでワインは2本で押さえて、その後またパブに流れ、夜になると小腹がすいてきたので居酒屋で日本酒でしめて帰ってきた。
 
翌日のピラティスでは先生に「今日は二日酔いなので(お手柔らかに)」と言ったのが仇となり、日曜日は筋肉痛でお買い物だけでお疲れモード。あとはワールドカップ見たり、「メシ」を作らないといけないような人はいないので、読書したり家でゴロゴロ。今日もバス停で仲良くなった英国人のおうちにディナーにお呼ばれなのです。
 
 
 

Sunday 13 June 2010

週末は動くぞ!

食事制限やアルコールの規制をしてまで痩せたくはないけれど、このお腹はどうにかしないとやばいっす。ってことで土曜日はピラティス、日曜日はテニスをすることにしました。昨日はピラティスの帰りにテニスラケットを購入。友人Fと彼氏Aの4人で今日はダブルス。先週よりは上達した感じ。最後の方はサーブも入るようになって嬉しかった。これでビールさえ飲んで帰ってこなければ「良し」なんだけどなぁ。

写真のようなテニスコートが6面ある公園が近くにあって、一時間7ポンド(1000円くらい)で借りられるの。日本とかウィンブルドン周辺でテニスをやるのは敷居が高いけど、この辺だと下手でもちょっと大丈夫。

土曜日は街はワールドカップで賑わってました。夜7時半より England vs. USAの試合があって、どこのパブも商売繁盛!我々が夕飯を食べていると、19:35頃に(試合が始まってまだ5分くらい)近所からもの凄い声援とラッパがなり始め、何事かと思ってテレビをつけるともう英国が1点とっているでは! それからずっと試合を追ったけど、あのゴールキーパーのミスはちょっとないだろうって。自分があんな過ちを犯してしまったら「どよ〜ん」どころか立ち直れないわ。悪夢になって毎晩うなされるに違いない。ま、同点だったから喧嘩もなく良かったのかもね。

Sunday 6 June 2010

テニス

Fさんの若い彼氏がまだ帰ってこないので、我々がその代わりに日曜日の12:00からテニスをする羽目に。四十肩のMちゃんと、運動音痴のあたいは、朝から「雨乞い」をしたけど一滴も降ってこないじゃん! 諦めて天地真理の歌を口ずさみながらテニスコートへ。


やっぱり相変わらず超下手。Fさんは球拾いで万歩計カチャカチャ。暫くすると少し慣れて来て、ダブルス用のコートには玉が入るようになってきた。Fさんが「じゃ、試合でもしまひょ」というので、試合開始。するとWiiでやっていたことを思い出し、スマッシュも出来るじゃないか! それはスマッシュというよりも「ハエたたき」のようなものだったらしく、皆爆笑。体を動かすと汗もかくし、気持ちがいい。やっぱり面倒くさがらずにもう少し、出ないとね。テニスラケット買うか!


この後、Highgateにある老舗のパブでビールとステーキ。これじゃ、痩せないわね。

Friday 4 June 2010

金曜日!

友人Fの彼氏とRさんの旦那がそれぞれの実家に戻っていて、「遊ぼう!」との誘いが。この二人、すっごい飲むんだよね。このブログもいつの間にか、呑み日記と化してしまったし。


まず、一人2本ずつワインを持参するところが違う。それを全て味見してから、うちの姉貴がくれた秋田の酒っこを飲むのだという。4人でワイン4本、ビール2本。それから、日本酒ですかっ? 一体どれだけ飲むの?


10時過ぎにRさんは5本あった日本酒の小瓶を全て試したあと、満足そうにソファで撃沈。私は途中よりミラグレーンを飲んだり、日本で調達してきた「飲むお酢(ラズベリー味)」を飲んだりしました。なんたって、明日はピラティスがあるからね。


Rさんが無事に家まで帰れたか心配だったけど、メッセージがくる前に寝ちゃいました。