Tuesday 29 December 2009

三姉妹でランチ

以前、母と叔母と3人で金沢へ旅行に行った時に「三姉妹ですか」って聞かれた。まだ30前半の私と姉妹と言われて、母も叔母も大喜びしていたけど私はどよ〜ん。


今回はKちゃんが以前に連れて行ってくれた表参道のイタリアンに三姉妹でランチに出かけた。数週間も前から予約もしてあったのに、私は前日に飲み過ぎてキモ悪。ランチもさっさと食べて帰宅。ごめんよ〜。


私には叔父と呼べる人がもういないし、叔母はこの叔母だけ。叔母ちゃんの家に行くといつもご馳走がでるので楽しみだった。叔父ちゃんが生きていた時は色んな酒が出て来て、血を吐くまで一緒に飲んだ。そんなだから、70前に亡くなっちゃった。


そんな叔母ちゃんから後日メールがあり、「毎日飲んでると太るよ」と。確かに叔母ちゃんも叔父ちゃんが亡くなってからお酒の量がガーンと減り、20キロくらい痩せたもんね。

Sunday 27 December 2009

出たの!

年老いた両親は午後7時前には夕食が終わり、9時には二階の寝室に上がる。私はソファに横になりながらTVを観ていた。番組も終わり「さぁ、寝るか」と思った時、ふと視界のはじっこに黒いものが動く姿が!

嘘でしょ! 
今12月だよね、冬だよね。
何で、ゴキブリがいるのよっ!

20年ぶりに見た黒く光輝くゴキブリ。やっぱり寒いと見えて動作は鈍い。こっちは心臓バクバク。

30分かけて退治し(多分死んだと思う)、その死骸をお寺からきていた分厚い封筒に入れ、成仏した。まさかのことを考えて、ガムテームでグルグル巻きにした。

うちは父が寒がりなので、リビングルームは30度くらいある熱帯地域と化している。冬でもタンクトップやT−シャツでないと暑くてたまらない。だからゴキブリも冬眠などしないのだろう。


秋田に住んでる姉貴に即メールしたら、秋田は寒いからゴキブリは出ないそうだ。

明日はバルサンたいて、ゴキブリ団子とやらを買ってくるよ。あ〜、これだから日本は嫌。

追記:
後日この話を親父にしたら、
「あの人(掃除が苦手な母)が飼ってるんですよ。うちが不潔だと思われるから他言厳禁だって〜。」


Saturday 26 December 2009

イブは飛行機で

またまた日本に帰ってきました。
クリスマスイブにロンドンを出て、飛行機の中でシャンペンで乾杯。
別にクリスチャンでもないから祝う必要はないんだけど、シャンペンはGOOD!

たまたま実家から車で5分くらいの所に住んでいるH君と同じ日に帰って来たので、彼のお父様のお車で私の実家まで送ってもらいました。
H君のお父様は密かに彼にやっと恋人が出来たのかと期待して、
「随分と年が上みたいだから、孫は望めないな」 
とか
「でもH君が幸せならいいか」
などと考えて運転していたに違いない。
ごめんね〜、お父様!


途中「オムレツをふんわりとさせるコツを知っていますか?」と料理の腕のチェックも入った。「ミルクですかね?」と返すと「いや、マヨネーズですよ」と。私はマヨラーだけど、それは試したことがなかったので次回挑戦してみま〜す。

クリスマスは我家は通常チキンなのだけど、今回は私のわがままでスキヤキ!
いつも不味いロンドン食事から解放されたのだから、一食一食が大切なの。
やっぱりおうちのご飯は美味しいね〜。

Saturday 28 November 2009

すて〜き

今日はガツンと肉が食べたい気分。もちろん、夜だと胃がもたれるからランチにね。


いつもはGauchoに行くのだが、今回はMちゃんがネットで見つけた新しいステーキハウスを試して来たよ。Charcoal Ovenでステーキを焼くらしい。お店はとても立派な構えだけど、子供連れから買い物客と客層は広かった。


Mちゃんはいつも通りFillet (250g)を、私は New York strip steak (350g) をオーダーした。あまりにも美味しそうだったので、食べる前に写真を写すのを忘れてしまいかじりかけで申し訳ない!


350g のステーキを食べたよと母に後日伝えたら、「日本の人は普通その半分よ!  もうガイジン並みね。」と言われちゃった。 


通常Filletが好きなMちゃんもここではは私が頼んだNew York strip steakが美味しいって。このこげ具合も丁度だったし、付け合わせの野菜(別料金)も美味しかった。


是非試してみてくださいまし。
http://www.goodmanrestaurants.com

Monday 16 November 2009

パリ

日本の友達Aがパリ、ロンドンに来ると言うので、MちゃんとパリまでEurostarに乗って週末に行って来た。Aはバレエを観に行っちゃったので、我々はパリ在住のTさんとお食事。今年だけで3度もパリにお邪魔しているのに、嫌な顔ひとつもせずに彼女がレストランをアレンジしてくれた。ここは変わっていたよっ!


左の写真のように長いテーブルがあって、前菜が並べてある。相席なのだ! 店の入り口にあるワインセラーから各自好きなワインを選んで席についた。 幸い(?)我々の相席になったのはアメリカ人が3人、英語が喋れるフランス人2人と我々。皆で前菜をとりあったりして食べ始めた。スープ、パン、メインデッシュ、それにデザートは各自で後ろに取りに行く仕組み。インターナショナルだったし、美味しかった! なんかThanksgiving Dinnerに招待されたよう。


翌日もTさんの案内でテリーヌが美味しいところに連れて行ってもらった。右のテリーヌは今まで食べたなかでもBest Scoreを突破! 両脇にあったレバーも内臓系が苦手な我々も「これは旨い!」と口を揃えた。


ドーバー海峡を渡っただけなのに、どうしてこうも食事が違うのだろうか? フランス人の子供が悪さをすると「そんな悪いことをしているとイギリス人の家庭に養子に出しちゃうよ」的なことを言って脅かすそうだ。フランス人はイギリスの食事をそれだけ怖いものとしているのがよ〜く分かる。

Tuesday 6 October 2009

iPhone

何故かイギリスでは3GSの発売より2ヶ月以上も経っているのに、未だに在庫不足のiPhone。
何度も電話したり、ショップに足を運んだこの数ヶ月。
誕生日には友人からiPhoneのケースを買ってもらい、中はからっぽ!

今日は家の近くで2個在庫があると確認。
2:30頃だったのだけど、私の電話の内容を聞いていたボスが
「もう仕事は忘れて行ってこい!」と一言。
タクシーでショップまで飛ばしてもらい、念願のiPhoneをゲットしてきました!

Saturday 19 September 2009

ワインバー

昨日はMちゃんの誕生日だったので、友人10人ほど招いてワインバーでお祝い。これがすごいメンバーだったのをすっかり忘れていた。


今日はMちゃんは珍しく二日酔いで会社を欠勤。
私は同僚に飲み会ってことを言ってしまったので、老体に鞭をうって出社。
千鳥足で駅の方に消えて行ったMさんは、出勤途中に何度もTUBEを降りて休み休み出勤したとたん倒れて、会議室で夕方まで爆睡。
最年長H氏は、とりあえず出勤はしたものの同僚が「顔色が悪いけど大丈夫?」と聞かれた時に「昨日食あたりをして」と嘘をつき早退。
魔女Fさんだけは「いいワインだったからか、二日酔いもなくてスッキリ!」と。
Yちゃんはあまり飲まなかったけど、我々を家まで運んでくれてお花を花瓶に入れてくれたりした。




シャンペン2本にワインを10本しか飲んでいないのに、どうしてこんなことになっちゃったんだろう。皆一人ボトルを2本くらい開けられる人たちなのに! 南アフリカのワインで防腐剤がきつかったのではないかと結論がでた。年取ったからもう飲めなくなってきてるだけかもなのに。


しばらく禁酒します。

Sunday 13 September 2009

ポルトガル

湖水地方へ行って以来、旅行の虫がうずき始め、モンサンミッシェル、ポルトガルと行って来ました。ポルトガルは昭和初期の匂いが漂う、時間が止まっちゃった国のよう。海を越えて鉄砲や宗教を日本に持ってきた時代から、この国は変わっていないだろうか。街中には 「これっていつよ!」って思わされるオモチャ、看板もレトロ。なんか、洗練されていなくて、田舎臭いんだよね、それがいいんだけど!


魚売り場は充実していた。なぜか魚売り場は女性のみ、肉屋は男性って分かれていたわ。お腹の中とかを綺麗に取り出してくれたり、清潔度満点だった。サーディーンはアラ塩でBBQしたのをレモンを絞って食べたけど、超うま!有名なグリーン・ワインも2ユーロくらいで安く、洗練はされていないが美味しいものを安く飲み食いできる国みたい。


今回は大人6人とブリキの太鼓のオスカルに負けない金きり声を発声する2歳児というすごいメンバーで、プールつきの大きなヴィラを借りて一週間滞在。4時頃からカクテルを飲みながら、夕日を眺める。T氏とM氏がグルメなシェフだったので、毎日ご馳走を食べ、一回り大きくなって帰ってきました。

Tuesday 1 September 2009

モン・サンミッシェル

突然8月の終わりのバンク・ホリディを使ってモン・サンミッシェルに行ってきました。パリを7:30に観光バスで出発し、着いたらもうお昼過ぎ。団体行動だったのでうまく写真を写せなかったのが残念だけど、水面に浮かぶ小さな島に築かれた修道院は世界遺産に指定されただけあった。この島に来るとお約束で食べさせられるのが名物の泡オムレツ。一度食べれば二度と口にしたくないようなお味でした。


ガイドさんが「ロマネスク様式」から「ゴシック様式」に変わっていく過程を熱く語ってくれたよ。


パリに帰る途中のサービス・エリアでトイレに行くと、この写真のような便器(?)が!


どっちに向かってすればいいわけ?足をおくように少し高くなっているけど、絶対にはねるの間違いなし。しかもそこに足をおいたまま水を流しちゃったら、靴は確実にびしょびしょになりますのでご注意を!


追記:
フランス人に確認をとったところ、穴のある方に背中を向けるとのこと。本当か???

Monday 17 August 2009

湖水地方

先週は2日ほど休みをとって、湖水地方をまわってきました。
Ms. Potter の上映によって更に人気を集めたこの湖水地方は今が観光ピーク。
本当は母と一緒に行くはずだった旅だけど、旅行をやむなくキャンセルした私の母にせめて写真だけでも見せてあげようってMちゃんが旅行の手配をしてくれました。

ロンドン(ユーストン駅)から電車に揺られて2時間半ほど北上し、Lancaster駅で下車。
そこから観光バスに乗って英国最長(17キロ)に渡るウィンダミア湖を始め、ピーターラビットの故郷、ヒルトップを訪れたりしました。
途中の農場にいる牛はどれも貧弱で、英国の肉がまずい理由がよくわかったよ。

観光客の大半が英国人で、山登り(英国最高峰が978mしかないんだよ!)やウォーキングを楽しむ人でいっぱい。
カヤックやカヌーをしている人もイギリスに来てから、初めて見たよ。

一年のうち400日は曇りや雨といわれる土地なのに、2日目は快晴!
ウィリアム・ワーズワースの水仙の詩で描かれたアルズウォター湖へは行けなかったけど、湖をクルーズしたり、ストーン・ヘンジの従兄弟のようなストーン・サークルにも見てきた。

地ビールが飲めなかったのが心残りだけど、久しぶりに自然に触れられて、「休暇」を味わえた。
ちょっとレフレッシュ!


Saturday 15 August 2009

London Canal

"London Canal Museum"
と、いつもバスのアナウンスがかかる度に興味をそそられた。ウェブで調べると夏は混雑するので、予約が必要ということで、数週間前に予約までした。


このCanal、オックスフォードとかテムズ川の果てまでつながっているらしい。いつか仲の良い友人と、遠くまでボートで行ってみたいなぁ。



Monday 20 July 2009

Race for Life

4月に日本に帰った時に飲み友Pが、「数年前に乳ガンで抗がん治療とかした時には禿げた」とさらりと言った。前から何らかの病気だったってことは聞いていたけどガンとは知らなかった。私は近くにガンで戦ったりした人がゼロに近いので、いつもバカ飲みしている元気なPがガンだったと聞いて完治したとはいえ動揺した。自分がしたこともない経験をしてきたP。だから優しさの中にも強さがあるのか。


この国にはRace for Life という団体があり、女性がピンクのシャツを着て5キロ走るなり、歩くなりしてawarenessを高めるイベントを各地で行う。今までは横目で見ていたのだが、今回はPのことを思い浮かべ sign up したの。勿論一人じゃ嫌だからMちゃんも巻き添えで。


我々はHide Parkでのイベントに行ったのだけど、すんごい人! 地下鉄に乗っている時からピンクのTシャツを着ているとお互いに声をかけたりするのも楽しかった。皆、背中に誰のために走るのかと書く。


  自分のお母さんはガンで亡くなったけど、いつかガンの治療法が見つかるために
  乳がんで survive した姉貴のために
  自分のために
  
それを早歩きしながら読んでいるだけで心を打たれた。男どもは参加できないので、女性が走っている間は子供の面倒と荷物番。我々は半分くらい走っただけだったけど、終わったあとに久しぶりに達成感を感じた。


http://www.raceforlife.org/

Saturday 9 May 2009

一升瓶

昨晩はNYに引っ越してしまうMさん(なんかMが多いね)の送別会なるものをSOHOの焼鳥屋でやりました。ビールを数杯飲んだ後、やっぱり日本酒でしょってことでドリンクメニューをもらった。「一升はきついかなぁ」って3人でブツブツ言っていたら、ウェイトレスが「あ、ボトルはキープできますよ」と。「ほいじゃ〜、一升!」っと頼んだのが最後。一滴残らず飲んでしまいました。


今日は二日酔いなのにこれから友人宅でまた飲み会。しかも前回その一人に「○○○さんって私と会う時、いつも二日酔いだよね」と言われたばっかり。あ〜、つらい。


最近じゃ、ウコンじゃ効かないので、ミラグレーンを飲んでる。その話をMさんにしたら、一升瓶あけたあとに「マイグレーン、私も欲しい〜!」って騒いでいた。マイグレーンは頭痛でしょうが!


飲みっぷりのいい友達は楽しいね♪

Monday 20 April 2009

日本で思ったこと

ちょいと暗いトピもあるけど、日本で思ったことを書き留めておくね。

実家があって、迎えてくれる人がいるっていいものだと思う。
母の友人で長い間カリフォルニアで生活している人がいるけれど、遺産相続で親兄弟ともめた末、祖国に「帰る所」がない人がいる。

母は、新しいベットを買ってカーテンも新調して私を迎えてくれた。
アイロンをつけっ放しにしちゃったり、ちょいボケが始まっている。

父の足は悪くなる一方で次回の帰国の際はお風呂に一人で入れるか微妙だと言っていた。
夕方に杖をついて私と一緒に散歩に行ったのに、夕食後に
「おい、俺は今日は散歩に行ったのか?」
と母に尋ねていた。
え〜、頭は大丈夫だと思っていたのに、やっぱり駄目なの??

自分の普段の生活を振り返ってみると誰にも何もしてあげていない。
子供を育てたわけでもないし、親の面倒もみていない。
自分のことだけを考えて毎日飲んだくれている。
やっぱり自分が誰かに必要とされている時に何かをしなくてはいけないのでは?
と言ってロンドンに戻り、また月日が過ぎていくのかな。
あ〜、どうしよう。

Saturday 11 April 2009

時差ボケなし!

昨日、日本へ帰国してきました。姉貴が丁度遊びにきていたので、実家も賑やか。午後7時半には夕食が終わちゃったので、姉貴が近くのスーパー銭湯に行こうと提案。

そこは10種類のお湯があり、マッサージとか岩盤浴もできる。8:30より湯につかっていたのにあっと言う間に真夜中。姉貴が午前1時までやっているからもっといようよと言っていたが、親に心配かけちゃいけん。バスタオルで体を拭いて帰り支度をしていると親父から電話。

「何時間、風呂に入ってるんだ!!!」

いいじゃんね、たまに。確かに4時間も風呂にいるとは思わないだろう。でもさ、いつもは味気ないシャワーだし、たまには毒素を出さないと。岩盤浴も初体験だったし、所持金はたいてマッサージもしてもらった。親父っていつも人が楽しんでいると、その時間をぶちこわすんだよね〜。ま、仕方ない。40過ぎのオンナが二人で門限過ぎちゃった娘っ子のように急いで帰ったよ。

この長時間に渡るお風呂とマッサージが効いて、今回は時差ぼけなし!

Sunday 15 March 2009

Priscilla the Queen of Dessert


3月10日より、ロンドンにて映画でも馴染みの深い
Priscilla the Queen of Dessert のミュージカルが開演しました。
映画も楽しかったけど、ミュージカルもGOOD
指でOK
ああいう衣装を着て、一度は踊ってみたいなぁ〜。

プログラムを見ると、Kanako Nakano という日本人の名前が!
日本人もちゃんと活躍できるようになったのかと感激していたが、彼女の出番ってちゃんとあったのよね。
ピンポンの場面よ・・・ 覚えているでしょ?
そのシーンになると観客も熱が入っていたわ。


Friday 27 February 2009

和牛バーガー

Burger King で和牛バーガーが食べられると聞いた。
お値段は £95ポンド (約1300円)!!  ← 一個だよ。

http://www.thesun.co.uk/sol/homepage/news/article1304787.ece

景気が悪いのではなかったのか?
誰が食べるんだ!!
絶対に日本のクォーターパウンダーの方が美味しいに決まってる。
ってまだ試していないのだけどさ・・・
ハンバーガー

それと噂通りにまたレイオフがありました。
いつもは水曜日だったので、今日は油断していたら12%もやられた。
去年の暮れからこれで3度目、合計25%斬られた。
大きな荷物を抱えて何人かオフィスから出て行ったよ。

最近は同僚と 「クビになったらどうするか?」という話で盛り上がる。
バイク好きなN君はオートバイ・ショップでもやろうかとか、デイトレで稼ぐとか、
今と同じ職種で転職しようなんて人はいない。

私はどうしようかな?
今の仕事は好きだし、口が悪いから接客は絶対無理だしなぁ。

Monday 9 February 2009

両親と私

両親の家を出てから既に20年。
こんなに離れて暮らしているのに、DNAに刻み込まれているのか、脳裏にインプットされているのか、最近自分の中に両親を見出すことが多くなった。
しかも、「似なくても良いところ」 ばかり・・・
知らず知らずのうちに母のせわしないところ、落ち着きのないところや、親父の咳、胃腸の悪さ、頑固なところなどが自分に乗り移っているではないか!!

年に一、二度しか帰らないのに、家を出て20年も経ち、しかもカルチャーの違う国で生きている私は、娘とはいえ一週間過ぎた頃に「うざったい」存在になる。

正月明けもひょんなことから親父とぶつかった、というよりも親父が突然怒りだしたのだ。
もう数十時間後にはいなくなるんだから、我慢してくれと言ったのだがプリプリしている。
結局、色々と話したいことなどがまた保留になってしまった。

翌日、ロンドンに発つ私に小さなメモを手渡し、「飛行機の中で読め」って言った父。
そのメモには

  体調が優れないので精神的にイライラして、
  気分を害する様な言動をしてしまう。
  寛容な心で了解されお許しあれ!!
  Papa

とあった。
飛行機がすでに動き出している中慌てて、

  私もごめんね。

と一言書いて父のケータイにメールを送った。

体調が悪かったり、自分の体が思うように動かなくなったら、そりゃイライラするだろう。
私は自分の生き方や考えを主張するだけで、親に甘えていたのかもしれない。
そろそろ私が 「寛容」 になって両親を甘えさせてあげないのかもと思った。
老いるということがどういうことなのか、理解してあげねばならない。

大正生まれの父は今年は年男で84歳になる。
またケンカになるかもしれないけれど、4月には家族で温泉に行く予定だ。

両親との付き合いって大変だよね・・・

Monday 2 February 2009


ここって雪国だったの? 赤い車の横にいるのがうちの車です。勿論、バスを始め、交通機関はストップしていますだ。

Sunday 25 January 2009

Milk

牛乳の話ではありません。

昨日封切になった Harvey Milk (Sean Penn主演) の映画を観に行ってきました。
Harvey Milk なんて私はサンフランシスコに住み始めてから初めて知った人だったけど、SF市議員になってから暗殺されちゃった功績高きゲイ活動家。

Sean Penn はアカデミー賞が受賞を期待できるくらい(発表はまだ? いつ?)、よく演じていたと思う。
現実のSF市会議員 Tom Ammiano (ゲイ)が出演してたり、懐かしいSFの景色が出てきたりでニンマリ。
驚いたのは暗殺者が「ジャンク・フードの食べ過ぎで思考が混乱して犯行に至った」という理由で二人(市長とミルク)も殺しているのに5年で刑務所から出てきたこと。

暗殺があった30年前は、私は中学生で彼のことなど知らなかった。
アメリカの田舎町で自分のセクシャリティを悩んでいる多数の若者が彼の存在をニュースや新聞で知り、勇気づけられたという。


Milkって生きていたら、うちの母親と同じ年なんだよね。
そう考えると、彼の活動は斬新だったよ。

Tuesday 13 January 2009

たまにはGood News

日本の友達からメールが届いた。

フランス語堪能な美人な彼女は、数年前アメリカ人のエクパットと結婚した。
本人も「何で(ヨーロピアンじゃなくて)アメリカ人なの!」って落胆していたのだが(笑)。

メールには日本も不況で、今年の売り上げも下がると同僚が怯えているとか、旦那がリストラになったとか、最近よくもらうメールだと身が引き締まる思いで読んでいると・・・

  『そんな最中に実はコドモが出来てしまい、来月中旬から産休に入る予定です。』

  『もう、笑うしかない。  教育ウンヌンよりも、不安な世の中をいかにサバイバルするかを教えることになると思います(笑)。』

  
指でOKわーい(嬉しい顔)るんるんチャペルワイングラス

かっこいい!
彼女は私より2〜3才上のはず。
自分も働いているから、旦那のリストラにめげず、高齢出産を控えている。
不安もいっぱいあるだろうろうに、メールの一言一言が優しかった。
本当に素敵な人と改めて思ったわ。

「おひとりさまの老後」(日本から買ってきた)など読み、「老い」というテーマを考える機会が多かった今日この頃だったので、このメール MADE MY DAY!

とりあえず、また子供服を買うチャンスができて嬉しいわ。
女の子だといいなぁ。