Monday 31 January 2011

引越や

今日(月曜日)は引越やさんがくる日だったので、週末はずっとお片づけに追われた。捨てるもの、船便にするもの、自分で持って帰るものと仕分け作業。引越やさんが見積もりに来てくれた時に「38箱くらいですね」と言われて、「絶対にそんなにない!」と思い、毎日不要なものを見つけては人にあげたり、捨てたりを繰り返して来た。昨日は超疲れて、10時にはバタンキュー(←もう死語だろうね、これも)。

パッキングは割れ物が多いので引越やさんにお任せ。男3人でやってきて3時間で終わらせて帰って行った。結局35箱!見積もりとおりじゃんとガッカリ。

家具、鍋や電化製品とかはそのまま置いて行くので、別に家の中がガランとしているわけではなく、スッキリしたって感じ。

夕飯になってお皿やフォーク、ワインオープナーがないと気がつく。でもそんなことのために2セットずつ私は自分のスーツケースに入れてあったのだ。ワインオープナーとかは必需品だしね。もしかして本やCDとか不要なものを箱に入れただかなのかもって思う。もっと minimumに生きて行けるじゃないかって。

来週末は日本だ!

Wednesday 26 January 2011

道路標識

うちのアパートの隣人は30歳の看護婦さんともう禿げているけどまだ30前半の彼氏。いつもは大人しい2人だが、2人とも友達が多いみたいで、来客も多々ある。昨日は彼の友達がきていたらしく、午前3時半頃に帰ってきた。廊下でガタガタやっている音がして目覚めたのだけど、また酔っぱらって鍵が開けられないのだろうと思った。

看護婦さんはそれでも通常通り朝の6:30に出勤して行った。若いってすごいなぁと感心。私も支度をして出かけようとドアを開けたら、何と工事現場の標識が!

酔っぱらって持って帰って来ちゃったらしい。結構重いのよ、これ。しかもうちはエレベーターなしの4階なんだから!

この話を同僚に言ったら、彼の友人も酔っぱらった時にパブのメニューが書いてある看板を持って帰ってきてしまったと言う。朝になり酔いが醒めた彼はその大きな看板をどうしようと悩んでいたら、その彼女が「私に任せておいて!」と言って、まずはその看板をアパートの外の庭に置いて来いと指示した。それからそこのパブに電話して「なんか家のアパートの庭にお宅の看板があるのだけど。。。きっとどこかの酔っぱらいが持って来ちゃったに違いないわ。」と伝えた。パブの従業員は早速その看板を取りに来て、彼女にはお礼にとワインボトルを持って来てくれたそうだ。

なんともイギリス人っぽい話で笑えた。工事現場の標識は私が帰って来た時にはなくなってたけど、どうしたことだか。(苦笑)

Sunday 16 January 2011

アフタヌーンティ

ロンドンともあと数週間でお別れなので、今日は○ンガムホテルでアフタヌーンティをしてきた。お紅茶専門家を交えての講習会も兼ねて、5つ星ホテルでということで期待して行った。
さすがにホテルは素敵で豪勢! 自分ではきっと泊まることのないようなホテルだ。


ゲストスピーカーの話が長く、紅茶は冷めていくは、サンドイッチも何も出てこないで一時間弱。主人公の先生のお話になる頃には皆聞き疲れていたし、待望のサンドイッチが出て来たので何も耳に入ってこなかった。フォアグラのサンドイッチだの、カルチエやブルガリのデザート(なんだかブランド名が入ってるの)と確かに豪華なんだけど、紅茶とフォアグラっていうのもね。。。

お紅茶もいまひとつだったし、サーバーが茶こしをMちゃんのカップの上に忘れて行っちゃったり、おかわりをすぐにつぎにきてくれなかったり、お茶の入れ方とか飲み方とかの講義もほぼなかったしと文句いっぱい。

ただ、我々の座ったテーブルはキョーレツに面白い人がいて、紅茶以外の話で超盛り上がり。主催者がテーブルに挨拶に来た時に「ロンドンに来て初めて紅茶を飲みました」とカナディアンアクセントの英語で平気で言っちゃったり。「よくぞ言えました!」とさすがの私も遠い目。日曜日でなければ、そのまま飲み会に行きたかったくらいのメンバーだった。「こんなフォアグラはいらないから、キュウリのふつーのサンドイッチが食べたい!」(安上がり)とか「この紅茶、薄くない?」(PG tips teaに慣れ過ぎ)とかわがまま放題。海外生活が15年以上になると皆こんなになってしまうのか?



左の写真はクラリッジでのアフタヌーンティで撮ったもの。ハープが奏でられ、お紅茶もサンドイッチも全然格が上であるよ。

Wednesday 12 January 2011

56歳

アメリカで家族のような付き合いをしている友人の弟さんが12月27日に心不全で亡くなった。年明け直後に友人の従姉妹からこの bad news をSkypeのチャットで聞いた。まだ56歳だったのに! 30台後半から欝になり始め、ここ数年は歩くスペースもないくらいに家は荒れ果て、ウオッカのボトルがゴロゴロとしていたらしい。そんな彼を心配して私の友人は週に一度は必ず彼と会うようにしていたのだ。

今日やっと彼女からメールがきたけど、傷が癒えるには時間がかかりそう。今年彼女は還暦を迎えるので、東京で一緒にお祝いをすることになっている。その頃には少し落ち着いているといいな。

Friday 7 January 2011

日本のマンション

4日は母につき合ってもらって東京のマンション見学に出かけた。いや〜、不動産やさんのウェブに載せてある写真はどのように撮ったのか感心するほど広く見えるのだが、実際には覚悟していたにも関わらず狭い!ベッドルームなんてうちの風呂場くらいの大きさだ。「ここにどうやってソファとかおくのよ!」って思っていたのだが、その答えは家具屋さんに行った時に分かった。家具も小さいのだ! ソファやテーブル、全てが小さい。2人がけのベンチなんて、欧米人一人分の幅しかないし、壊れちゃうのではと心配になるほどもろい。これじゃ日本人は太れないなって思った。

とりあえず、予算をはるかにオーバーしたが気に入った物件がみつかって良かった。あの狭いスペースに引っ越すには、ここでの荷物をかなり処分しなくてはいけなさそうだ。


Tuesday 4 January 2011

とげ抜き2011年

明けましておめでとうございます。

年末はお江戸入りが予定よりも6日遅れちゃったりバタバタしちゃったけど、無事2011年を迎えました。松田聖子のカウントダウンコンサートに行ったりして、姉貴や周りの友達に遠い目で見られたけど、とっても楽しかったよ。20年日本にいなかったことを忘れさせてくれるくらいに、耳に慣れた曲を歌ってくれたし、ま、日本のマドンナのような存在ですね。40過ぎの男どもが「せいこ〜」と叫んだり、振り付けとともに歌う姿を見て微笑ましかった。日本にいた頃は歌謡曲(Jポップ)なんて蔑んで洋楽ばかり好んで聴いていた私。そのおかげでカラオケ行っても歌える曲なくて、つまんな〜い。

3日には散歩がてら、巣鴨のとげぬき地蔵に行ってきました。巣鴨駅を降りてまず驚いたのは戦後直後あたりの演歌っぽいのが駅前で流れていたこと! OMG! そして赤いパンツが売っているという巣鴨地蔵通商店街へ。いいね〜、こういう商店街。私には洒落た街よりもこういう昭和の匂いがする所がお似合いだわ。さすがに赤いパンツは買わなかったけど、あれってご利益あるのかしら?

次はお目当てのとげぬき地蔵へ。知らなかったのだけど、まずはお地蔵様にお辞儀をし、水をかけ、白いタオル(知っている人はちゃんと持参していた)で綺麗に拭くのだ。それから手を合わせてお願いごとをするようなのだ。我々のようにタオルを持参しなかった人用にか、かごにいくつかタオルが用意されていたが、やっぱりマイタオルの方が効き目がありそうだ。この儀式に参加するために20分ほど並んでいたため、醤油のこげたいい匂いがしていたみたらし団子を食べ損ねた!

とげ抜きが終わったってから商店街で大学芋をつまんだ。その後友人と合流し、居酒屋へ。前日友達の家で散々飲み食いした私は一滴もお酒が飲めなかったよ。(涙)