Monday 27 December 2010

Hakkasanで飲茶 


 「今頃日本で美味しいものを頬張っているはずなのに!」といつまでも嘆いていても仕方ない。というわけで、今日はロンドンの中華レストランでミシュランの星がついているアラン・ヤウのHakkasanに行ってきました。地下に降りて行くととってもモダンでお洒落なレストランではないの。しかもすっごい長いカウンターのあるカクテルバーにはきっと世界全国のお酒が揃っているのだと思う。T君を待っている中、Mちゃんと私は早速カクテルをオーダー。私はRhubarb Margaritaを頼んでみました。英国に来て初めて知ったRhubarb。テキーラとも合うでないの〜。

 T君はここで飲茶を食べてからというもの、行く回数を三分の一に減らしてもHakkaisan以外では食べたくなくなったという。その彼にオーダーは全ておまかせ。

まずは帆立と青菜とかが入った蒸しdumpling。よく見ると貝の上に乗っているではないですか!
 次はラーメンのような麺にくるまれたカニちゃん。これも美味。
 イカ、茄子、トマト等が入ったカレー風味。意外なお味。
 これは普通の春巻きでなないのよ〜。マンゴーとエビ、帆立の入った春巻き。もういつもの飲茶を完全に超越したものばかり! 口に入れて味わうまで、皆無言の後、んーっとうなり声。


最後に私の大好きなデザート、餅のなかに黒ゴマが入っているの。周りはナッツが絡まっていてとても香ばしい。サンフランシスコでも大好物だったのだけど、ロンドンではお初だったから感激した。写真の他にもいっぱい食べたんだけどね。

明日は無事に日本に飛べそうで〜す。

Sunday 26 December 2010

Xmas Dinner

 本当はクリスマスディナーって25日なんだけど、今回は24日にやっちゃいました。近所のT君が前菜にクラブケーキと帆立、生ハムとサラダを作ってくれて、持って来てくれたシャンペンでまずはお祝い。今月は何本シャンペンを飲んだことか。嬉しいことだ。


メインは(私がターキーがあまり好きでないので)、ラムの足をWaitroseで調達。オーブン料理は得意ではないのだけど、やってみました(ってオーブンに入れるだけ)。これが、すんごく柔らかく、美味しくできて、3人とも大満足。T君が肉汁から手早くグレービーを作ってくれたし、あとはミントソースで。めちゃくちゃ美味しかったです。

クリスマス当日は残りものとワイン、またシャンペンで終わっちゃった。

Friday 24 December 2010

Xmas eve in London

何度も某航空会社に電話をしてみたけど、今だにロンドンどす。やっぱり立ち往生している旅行者が優先のようで、居住者はあとまわし。
6日遅れの28日にロンドン脱出予定。
 
今日はクリスマスイブだけど、公休日ではないので出社。オフィスは1/5の割合でがら~んってしてるよ。みんな抜け出して last minute shopping しているみたいだしね。
 
25日は、公共の交通機関が全てマヒするため、必然的に家族と一緒にいなくてはいけない。しかも今年は26日に地下鉄のストライキなんだって。最後のクリスマスをロンドンで満喫しろといわれても、どこも閉まっていて何もやってないの。食料、アルコール飲料をまた買いだめしておかないと、とんでもないことになりそうだわ。

Tuesday 21 December 2010

Flight status CANCELLED

明日乗るはずだったフライトがキャンセルに! もう3日間も雪も降っていないし、今日の同じ便は運行したので、明日も間違いなく飛べると思っていた。仕事納めもしてきたのだ。

留守にすると思って、家にあった食べ物もお酒も全て飲み干し、冷蔵庫も空っぽ。明日からどうすればいいの? 母が特注してくれたローストビーフも食べれないし、あ〜、どよ〜ん。。。

お友達との約束もマンションの内見も全てキャンセル。

当然クリスマスはどこからもお呼ばれされていないし、家にはクリスマスツリーもないし、寂しいわ。

追記:
今、実家に電話したら、「ローストビーフはナナ(犬)ちゃんと食べるよ」って。わ〜ん。

Sunday 19 December 2010

空港閉鎖

火山灰に続き、今度は大雪のため欧州の各地で空港を閉鎖している。しかもこの時期はクリスマス休暇で実家やホリディとかに旅立つ人が一番多い。昨日、今日とフライトがキャンセルとなったため、立ち往生してしまった人々をもうすでに満席になっているだろうと思われるフライトにどうにか詰めていくに違いない。我々の水曜日のフライトもメチャ混みだろう。っていうか飛んでくれればいいわ。

Saturday 18 December 2010

Winter Wonderland

 今日はピラティスの帰りにハイドパークの Winter Wonderlandに行ってきました。大雪だったんだけど、ホワイトクリスマスの気分も味わっちゃえってノリで。しもやけができたかと思うほど寒かったです。帰宅後はすぐにお風呂に入り、解凍しました。


Winter Wonderlandはクリスマスマーケットみたいなものかな。きっと大昔はデパートとかなくて、クリスマスにはこうしたマーケットが各地で開かれて、手作りのアクセサリー、キャンドル、おもちゃなどをプレゼントとして買ってたんだろうね。今やグローバルの時代、こうした手作りのものはかえって値がはったり、喜ばれなかったりして、買い物をしている人はあまりいなかったよ。


クリスマスマーケットの発祥地はドイツなのかな? グルーワインやドイツのソーセージがいっぱい売っていた。我々はもちろん寒さをしのぐためにグルーワイン(スパイスの入ったホットワイン)を飲んだ。でも隣のイギリス人達はこの大雪の中でもビールよ! しかも外で立ち飲みだからビールも超冷えているはず。おなかこわすよ〜。


10年くらい前に90歳くらいのアメリカ人のおばあさんが、「私が少女の頃に大切にしていた人形があったんだけど、クリスマスの前になるといなくなっちゃうの。でもクリスマスの日にサンタさんが、そのお人形さんに新しいお洋服を着せてやってきてね。。。大きくなってから、自分のうちは貧しかったけどお母さんがせめてものという想いでやってくれたって気がついた。」と教えてくれた。今やDSだのなんだのって言っている子供達には考えられないことだろうけど、なんか貧しかった時代の方が人も物も大切にしていたのかな。

追記:
この日のドカ雪が4日後の私のフライトに影響するなんて、この時点では考えてもいませんでした。

Wednesday 15 December 2010

近況

昨日はジムに行く予定だったFさんをMちゃんが酒場に誘い、そこに呼ばれた私。外で飲むのが久しぶりだったから白ワインを軽く2本3人で開けた後に、ジムに行ったはずのFさんのために夕食の準備をしていた彼Aに電話し、「あ、今から3人で帰るから夕食の支度よろしく〜」っと。日本人の彼なら考えられないかも!


彼の作ったチリコンカーンを食べながら今度は赤ワインを2本あけ、今日はさすがに疲れた。チリコンカーンもメチャ辛口で美味しかったけど、お尻もヒリヒリだったよ。


でもって、今日はチャリティのためのボーリング大会に参加。昔は悪くても150とかのスコアだったのに、今日は98よ! もう力もないのかな。 このチャリティイベントも首をかしげちゃう。一人50ポンドはかかってるだろうし、200人は参加している。そのまま募金した方が良いのでは?って思っちゃった。ま、二日酔いだったからあまり飲んでも悪いと思い3パイントで帰ってきた。


実は今日は永久帰国する前の目標を一つ達成できたので、お祝いの日だった。勿論、最初の一報は父に電話で伝えた。「そんなのは当たり前だ」と言いながら、涙がこみあげたのか声が裏返っていたよ。遠回りだったけど一応ゴールできたので良かった。


思いがけない友人からのアドバイスのもとに良い物件を見つけたので、不動産会社にも連絡したみた。一コマずつ確実に前に進んでいます。

Wednesday 1 December 2010

NY!

9月に日本から戻って来てから3組のゲストが立て続けに来て、最後の方はフラフラになってしまったけど、性懲りもなく先週の金曜日から5泊(一泊は機上)でNYに行ってきました。25年前に初めて行ったNY、今回で何回目だか分からないくらい。でも7年ぶりに訪れたNYは色んな意味で新鮮でした。


ミッドタウンにあるホテルに到着して、まずはiPodでAlicia KeysのEmpire State of Mindを流して気分を盛り上げてみた。



♪ New York
Concrete jungle where dreams are made of
There's nothin' you can't do
Out of New York
These streets will make you feel brand new
Big lights will inspire you
Let's hear it for New York, New York ♪



街を歩いていると「あ〜、Blue Noteも来たわ!」とか国旗が揺れている国連を懐かしく思ったり、Canal Streetも「こんな(汚い)所に何を求めて来たのかな」って25年前の自分を振り返ってみてしまったわ。 ベーグルだって珍しくないし、屋台のホットドックなんて食中毒が怖くて食べれやしない。今じゃ、感動ってあまりなくって、昔なら絶対に立ち寄った街角にあるクリスマスマーケットも素通り。美味しいカクテル飲んで夜景を眺めたり、NYに引っ越しちゃったお友達との再会が何よりも楽しかった。MOMAのデザインショップだってMade in Japanのものばかりで、NYで買う必要ないし、先日のCambridgeと違いカメラを向けたい建造物もなかった。グローバルな世の中になっちゃったから、売ってるものも一緒だしね。ただ、食事はロンドンよりもはるかに美味しかったわ。特に牛肉は絶品だった!


それに微妙な5時間の時差が老体にはきつかったのだ。ランチ時(ロンドンのディナータイム)にお酒が飲みたくなって、バケツのようなグラスに入ったカクテルを飲み干しお昼寝しちゃったり、一番楽しいはずの夕食時間がいつものベットタイム。お酒なんて飲んだら、もうおネムなのだ。久しぶりにあった呑み友とも一升瓶を開けることもなく、10時半にはホテルに戻って来てしまったほど。リベンジは東京でね!


共通の友人がいて話には聞いていたけど、まだお会いしたことのなかったAさんとも今回は会って来た。3人とも海外生活が約20年なので話が盛り上がった。「NY(Canal Street 付近)にいるとみんな泥棒に見える!」という私の発言に英国組のMちゃんはビックリしていたけど、在米Aさんは納得していた。一昔前の「モー娘」をなんと読むかという質問や、(我々にとっては)最近の日本の話題などできゃっきゃっと笑いながら飲茶を食べて来た。


最後の日は本社に顔を出しに行ってきた。いつも電話でしか話していない同僚とエレベータホールでバッタリ出くわした。会ったことはないが、ビデオ会議のおかげでお互いが認識できちゃったのだ。"OMG! You are in 3D!" と同僚。私より20歳下で20cm+身長の高い同僚にハグされるなか「あ〜、白髪染めて来るんだった」と内心思う私。自由の女神が見えるオフィスでこいつらは優雅に働いているのかと思うと、ちょっとむかついた。(笑)


夜6時の飛行機が少し遅れたため、ロンドンには朝7:30に到着。雪が積もっている中、Mちゃんは荷物を置いてそのまま仕事に行ったが、私は一時間ほど朝寝をしてから自宅勤務にさせてもらった。やっぱり2歳の年の差は大きいのかしらん。今週末はゆっくりしようっと。