金曜日はLaurie Andersonがロンドンに来ていたので、聴きに行って来た。彼女はポピュラーなポップ歌手とかではなく、ちょっとポリティカルでフェミニスト。ヴァイオリンの弓に磁気テープを張り、弓を弾くことで音声を変えるなど、ハイテクを駆使した自前の楽器を使い、語りが楽しい。リンゴのマークのラップトップがステージでは輝いていたわ。
彼女のお父様がUCバークレーの教授だったためか、San Francisco Bay Area でも毎年のようにパフォーマンスをしてきた。NYCのマクドナルドでバイトをしてみた話とか、Moby Dickを題材にしたパフォーマンスには魅了された。なんと言っても彼女の言葉と頭回転っていうか、会話の交わし方には目を見張るものがある。
私のように何か言われて、カッチ〜ンってきて黙り込むとか、頭の中で Fワードを発する単細胞とは違い、機転の利いた臨機応変な対応で相手をクールにギャフンって言わせる技は素晴らしい。
私は何度か観に行ってるのだが、イラク戦争が起きてからは、彼女の語りも「どよ〜ん」。それでも笑ったり、拍手するような語りもあったから、私は満足でした。
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