日本はまだ猛暑が続いているというのに、ロンドンは木枯らしピュ〜と気温も10度前後。パブの看板には "Summer is here!" と書いてあったけど、先日は隣の人がセントラルヒーティングをつけていた。昨日は毛糸の帽子をかぶった男性、スカーフではなくマフラーをしている人、ダウンジャケットや冬用のコートを着ている人も多々いた。大きな扇風機でこの冷気を日本に送ってあげたいくらいだよ。うちのジィさんも外出もしないで家にいるのに、随分と弱ってきたらしい。
昨日はピラティスの帰りにショッピング。3週間後の今頃は日本なので、夏の洋服(持ってない)をゲット。皆に散々脅かされているから、今から準備だけは整えてるけど心配。Gさん対策グッズもAmazonで買って、実家に送りつけておいた。
Sunday, 29 August 2010
Thursday, 26 August 2010
Dragon Boat
木曜日はチームビルディングのイベントで「ドラゴンボート」に参加してきた。写真が小さくて見えないけど、龍の頭と尾で装飾された船を使ってのレース。私は太鼓手をしようと考えていたのに、太鼓がない!おまけに背が低いから先頭、ペーサーとして超ハードな役割が回って来た。「お父さんは日頃の業務だけで疲れているのよ〜。」と心ではつぶやき老体に鞭を打って、頑張ってきた。白髪染めて、疲れを顔に出さずに若者たちと働くのって大変だわ〜。
5チーム中2位という成績をおさめて、その後のBBQ。やっぱり(肉体)労働のあとのビールは最高だね。飲みっぷりはまだそこいらの奴には負けないわ。
最近中途入社したフランス人。ビールは大好きだけど、ワインが嫌いなため、フランスでは浮いてしまったという。友人宅に夕食とかに呼ばれると必ず、「このボトルはどこどこので、うんちゃらかんちゃら」と始まり、「僕はワインが飲めないから」というと「し〜ん」って白けるらしい。そんな彼はイギリスに逃げて来た。なぜドイツにしなかったかは次回聞いてみるとしよう。
5チーム中2位という成績をおさめて、その後のBBQ。やっぱり(肉体)労働のあとのビールは最高だね。飲みっぷりはまだそこいらの奴には負けないわ。
最近中途入社したフランス人。ビールは大好きだけど、ワインが嫌いなため、フランスでは浮いてしまったという。友人宅に夕食とかに呼ばれると必ず、「このボトルはどこどこので、うんちゃらかんちゃら」と始まり、「僕はワインが飲めないから」というと「し〜ん」って白けるらしい。そんな彼はイギリスに逃げて来た。なぜドイツにしなかったかは次回聞いてみるとしよう。
Saturday, 21 August 2010
こむら返り
昨日は金曜日だったので、疲れていたけど近所のTAPAS屋に寄って一杯やってきた。二人でワイン一本がすぐになくなっちゃったので、2本目と言いたいところだったがハーフボトルにしておいた。
夜中にこむら返りでふくらはぎがパンパンになっちゃって、あまりの痛さで起きた。調べてみると「こむら返り」は肝臓と胆嚢の機能が低下している場合が多いという。メタボのためには酒は諦められないが、あの激痛を思うと節酒にしないといけなさそうだ。
さて、本日土曜日はピラティスとテニスです。
夜中にこむら返りでふくらはぎがパンパンになっちゃって、あまりの痛さで起きた。調べてみると「こむら返り」は肝臓と胆嚢の機能が低下している場合が多いという。メタボのためには酒は諦められないが、あの激痛を思うと節酒にしないといけなさそうだ。
さて、本日土曜日はピラティスとテニスです。
Friday, 20 August 2010
BBC PROMS
毎年夏にBBC(日本のNHKのようなもの)の主催で開催されるクラシック音楽コンサート・シリーズ、PROMS がある。Working Class (ここでいうワーキングクラスは働かないと食べていけない人)のために、格安でクラシック音楽を楽しんでもらおうというイベントだ。アリーナは座席もなく、Tシャツや半ズボンをはいたその辺のパブやサッカーの試合の観戦にいるようなオヤジたち立ち見している。いつも感心するのは、このオヤジたちのクラシック音楽に対する情熱だ。彼らはシーズンチケットを購入して、各イベントに参加するのだ。
今年は3プログラムしかチケットをとれなかったけれど、一回目は仕事が超忙しく気がついたら終わっていたみたいな無駄なことをしてしまった。昨日は会議を抜け出して、行って来た。所詮は音楽室に写真が飾られている作曲家しか楽しめないような私は、ブルックナー以降の現代音楽には馴染めないということを痛感した。
小学生の頃に「あなたはピアノ(音楽)の才能なんてないから」と言い切ってくれた叔母。今では楽譜も読めないだよ。
昨日のプログム:
http://www.bbc.co.uk/proms/2010/whatson/1908.shtml
座席は30ポンド(5000円以下と安い)
今年は3プログラムしかチケットをとれなかったけれど、一回目は仕事が超忙しく気がついたら終わっていたみたいな無駄なことをしてしまった。昨日は会議を抜け出して、行って来た。所詮は音楽室に写真が飾られている作曲家しか楽しめないような私は、ブルックナー以降の現代音楽には馴染めないということを痛感した。
小学生の頃に「あなたはピアノ(音楽)の才能なんてないから」と言い切ってくれた叔母。今では楽譜も読めないだよ。
昨日のプログム:
http://www.bbc.co.uk/proms/2010/whatson/1908.shtml
座席は30ポンド(5000円以下と安い)
Sunday, 8 August 2010
職場でのジェネレーションギャップ
楽天が英語を公用語にするという記事を読んだ。でも国際化ってただ言語だけではないように思える。日本の企業ではダイバーシティ(diversity) いわゆる「多様性」の推進に取り組んでいるのだろうか? 多様性は性別、人種(文化)、セクシャリティを始め、ジェネレーションもある。色々なジェネレーションの定義があるが、今回学んだのは以下。
1901 - 1924 G.I.
1925 - 1942 Silent
1943 - 1960 Boom
1961 - 1981 Generation X
1982 - Millennial
このジェネレーション区分からいくと私はかろうじてGeneration X、Silentの時代の両親を持つ。会社のトップはBoomerたちで、最近はMillennialが職場に進出してきている。Boomerたちにはワークホリックが多く、「XX時間働いた」と自慢っぽく言う傾向があるという。我々Generation Xの世代には子供がさほど好きでない人が多く、ハリウッド映画でもオーメンのように子供が悪魔という題材が多かったとらしい。実際に Generation Xの出産率はかなり低い。会社に対しての忠誠心が少なく、何時間働いただのという過程よりも「結果重視」。人に雇われたくないためか、起業している中で8割がGeneration Xだという。
さて、Millennialたちだが、彼らの時代には子供がヒーローな映画がやたらと多い。"Baby on Board"のようなバンパースティッカーが出始め、お子様を守る法律が次々と施行された。Boomerたちを親に持つこの世代は、保育所では Web カメラで見守られ、GPSつきの携帯電話をもち、8割以上が両親と仲良くしていて大学を卒業しても実家で暮らしたいという。最近では採用通知を両親にも送る会社がでてきているとも。これらは全て欧米の統計で、日本は事情が違うのかもしれないが、日本でも後輩に残業させていたら彼らの両親から電話でクレームがあったという話は何回か耳にした。
Millennialたちは自分たちが「スペシャル」であると育てられたため、プライドも高く、会社でもVIPのように扱わないといけない。我々がインターンで働いた時は誰もがやりたくないような仕事を押し付けられたが、今では「え〜、それ私がやりたかったのに〜」というくらいのクールなプロジェクトを(勿論我々のサポートの元で)インターンに任せるのだ。
よく欧米では「電球一個替えるのに何人が必要か?」というフレーズを使うが、Boomerたちは11人(10人が見守る中で1人が替える)、Generation Xは1人、Millennialたちは0 - 何故ならそんな危険で面倒な仕事は頼めないのだ。ということは我々の世代はいつになってもいわばDirty Laundryをし続けなければいけない。
このMillennialたちをいかにうまく使えるかということが今後の課題になりそうだ。
1901 - 1924 G.I.
1925 - 1942 Silent
1943 - 1960 Boom
1961 - 1981 Generation X
1982 - Millennial
このジェネレーション区分からいくと私はかろうじてGeneration X、Silentの時代の両親を持つ。会社のトップはBoomerたちで、最近はMillennialが職場に進出してきている。Boomerたちにはワークホリックが多く、「XX時間働いた」と自慢っぽく言う傾向があるという。我々Generation Xの世代には子供がさほど好きでない人が多く、ハリウッド映画でもオーメンのように子供が悪魔という題材が多かったとらしい。実際に Generation Xの出産率はかなり低い。会社に対しての忠誠心が少なく、何時間働いただのという過程よりも「結果重視」。人に雇われたくないためか、起業している中で8割がGeneration Xだという。
さて、Millennialたちだが、彼らの時代には子供がヒーローな映画がやたらと多い。"Baby on Board"のようなバンパースティッカーが出始め、お子様を守る法律が次々と施行された。Boomerたちを親に持つこの世代は、保育所では Web カメラで見守られ、GPSつきの携帯電話をもち、8割以上が両親と仲良くしていて大学を卒業しても実家で暮らしたいという。最近では採用通知を両親にも送る会社がでてきているとも。これらは全て欧米の統計で、日本は事情が違うのかもしれないが、日本でも後輩に残業させていたら彼らの両親から電話でクレームがあったという話は何回か耳にした。
Millennialたちは自分たちが「スペシャル」であると育てられたため、プライドも高く、会社でもVIPのように扱わないといけない。我々がインターンで働いた時は誰もがやりたくないような仕事を押し付けられたが、今では「え〜、それ私がやりたかったのに〜」というくらいのクールなプロジェクトを(勿論我々のサポートの元で)インターンに任せるのだ。
よく欧米では「電球一個替えるのに何人が必要か?」というフレーズを使うが、Boomerたちは11人(10人が見守る中で1人が替える)、Generation Xは1人、Millennialたちは0 - 何故ならそんな危険で面倒な仕事は頼めないのだ。ということは我々の世代はいつになってもいわばDirty Laundryをし続けなければいけない。
このMillennialたちをいかにうまく使えるかということが今後の課題になりそうだ。
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