毎年夏にBBC(日本のNHKのようなもの)の主催で開催されるクラシック音楽コンサート・シリーズ、PROMS がある。Working Class (ここでいうワーキングクラスは働かないと食べていけない人)のために、格安でクラシック音楽を楽しんでもらおうというイベントだ。アリーナは座席もなく、Tシャツや半ズボンをはいたその辺のパブやサッカーの試合の観戦にいるようなオヤジたち立ち見している。いつも感心するのは、このオヤジたちのクラシック音楽に対する情熱だ。彼らはシーズンチケットを購入して、各イベントに参加するのだ。
今年は3プログラムしかチケットをとれなかったけれど、一回目は仕事が超忙しく気がついたら終わっていたみたいな無駄なことをしてしまった。昨日は会議を抜け出して、行って来た。所詮は音楽室に写真が飾られている作曲家しか楽しめないような私は、ブルックナー以降の現代音楽には馴染めないということを痛感した。
小学生の頃に「あなたはピアノ(音楽)の才能なんてないから」と言い切ってくれた叔母。今では楽譜も読めないだよ。
昨日のプログム:
http://www.bbc.co.uk/proms/2010/whatson/1908.shtml
座席は30ポンド(5000円以下と安い)
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