Sunday, 10 October 2010

サンフランシスコからの友人

今週は水曜日よりサンフランシスコ時代のドイツ人の友達がロンドンに遊びにきた。いつもこの二人の年齢が不詳だったのだけど、ヒッXラーユーゲントだったとか、最後にロンドンに来たのは1957年で19歳だったとかの話の端々より推定年齢72歳。数年ぶりで会ったら、随分とシワが深くなっていたよ。


一人はアマチュアだけどフォトグラファーなので、一緒にシャッターを切って楽しんだ。でも、カメラも技術もかけ離れているので、全然違った写真だったけどね。


この写真は私と母が大好きなチョコレート屋Charbonnel et Walkerが入っている、The Royal Arcade。私がチョコを買い終わってみるとこんな構図を写していたので、私も真似っこ。ちょっといいでしょ?


いつも目的地AからBへと早歩きで行ってしまう私はこんなアーケードも目に入っていなかったってわけよ。右のパブ(リバティの裏)だって、二階の窓からシェークスピアが顔を出しているなんて気がつかなかったし。カメラマンの目を少し学ばせてもらえました。


最後の日はどうしても私の住んでいる貧民窟が見たいということで我家へ。リビングルームにあるゴールデンブリッジの写真を見て、「あれ、これ私があげたやつ?」と素早く見つけた。前日に行ったロンドンアイの写真を今度はくれるって言ってくれた。


私が買った物件を全て見てきた二人(しかも不動産投資家)だったから、今回はちょっとガッカリしたかもしれないけど、ここはロンドン。アメリカのようにワーキングクラスが一軒家など持っていないのよ。


かれこれ10年くらいの付き合いでいつも優しくて頼れる友達だったので、最後のディナーの時はちょっと涙が出ちゃった。次回は日本かサンフランシスコで会おうと言って別れました。長生きしてね。

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