Wednesday, 20 October 2010

咳と薬

今年の3月くらいから万年咳が出て、ひどい時は嗚咽になるので会社ではトイレに駆け込むことが多かった。最初はまた気管支炎かと思って放っておいたけど、熱も出ずに咳だけが治らない。5月に初めて病院に行き症状を話してたら、Nasonexという鼻スプレーをくれた。それからも数週間おきにドクター(これがイケメンなんだ)に会いに行き、レントゲンやアレルギーテスト、血液検査をしてもらっても異常なし。相変わらず、咳は止まらない。


9月にはステロイド入りのインヘイラー(右の写真)をもらった。鼻にはしゅっしゅっ、喘息の人みたいにインヘイラーまで吸っても前よりは良くなったかもしれないけれど、咳はまだ出る。バスの中や、会議中に必ずと言っていいほど!


前回日本に帰国した時は両親も心配しちゃって、母はツムラの漢方薬の何番がいいとかまで調べてくれた。会社の同僚も「いいかげん、他の医者に診てもらったら?」としびれを切らし始めた。


なので、今日はCTスキャンを撮った後に耳鼻咽喉専門医に会って来た。スキャンを見ると、また問題なし。私のDNAって結構立派みたいで、健康そのもの。親に感謝しなくてはいけないとよく言われる。


鼻から内視鏡をいれて、見てもらったらどうやら胃液が逆流して喉までやってきて、咳が出るのではないかという。たぶん胃食道逆流症(逆流性食道炎)とかっていうのだと思う。日本にいる時にタイムリーにも万年咳の特集をやっていて、胃食道逆流症あるいは逆流性食道炎とやらもその一つにあがっていた。


医者が「あなたはどこにお勤めですか?」と聞いて来たので答えたら、なるほどって深くうなずかれたので「何が原因ですか?」と聞き返した。


「ストレスですよ」


確かに3月あたりから会社でのストレスは高まり、今もまだ少しひきづっている。ストレスで胃酸過多になり、胃潰瘍になる人もいればこのような症状になることもあるというのだ。親に健康に産んでもらってもストレスによって体が蝕まれるのね。てっきり酒のせいかと思ったよ。


ってことで3番目の薬、ランソプラゾールという胃酸の産生を抑制する薬を明朝から飲むことになった。これで咳ともおさらばできるのだろうか? 日本に帰国するまでには絶対治したい。


5時頃に病院を出ることができたので会社に戻れたのだが、「ストレス解消」のために映画を観に行くことにした。Mちゃんのケータイの会社は水曜日になると映画が半額になるという特典があるのだ。6時前に映画館に入り、Wall Streetを二人で10ポンド以下で観てきた。この特典、やみつきになりそうだわ。




追記:
3日目だけど、だいぶ咳がなくなって楽になりました♪

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