Sunday, 28 March 2010

Dinner Party



昨日はGさんとTさん宅にDinner Partyにお呼ばれ。近所の駅から20分くらい電車で北に向かうロンドン郊外まで行って来た。Gさんの料理のうまさは噂には聞いていたけれど、ここまですごいとは! ミシュランの星を取り外されたGordon Ramsayよりも上をいくのではと思うほどでした。

まずは前菜。写真が悪くて分からないかもしれないけれど、上にのっているのはホタテ。その下はカニを青ネギ、セロリ、リンゴ、コリアンダーのマヨ和え。

次はスズキのグリルにココナッツをチリと炒めてたのが乗っている。ちょっとタイ風味だけど、お魚の味を引き出すような味付け。それにお皿の左上にあるマンゴは意外にもマスタードシードと和えられていた。これがまたイケた。

お肉に入る前にお口直しが運ばれて来た。これは6時間もかけて作ってくれた傑作品。トマトとバジル風味で、パレットがリセットされた!

ポークはローズマリー、コリアンダー、ベイリーフなどのハーブが使われオレンジ風味でアレンジと絶妙な味付け。

最初のデザートはピーチにリキュールのお酒をとばしたソースがかかっていて、それをヨーグルトで食べた。

このあとチーズプラッターとチョコレートなどがきたのだけど、お腹も心も満たされていて写真を撮るのを忘れちゃった。

ご馳走さまでした♪ 

こんな文章では、絶対に Food Criticにはなれないなぁ。

Saturday, 27 March 2010

四十肩か?

右肩から指先にかけてしびれが走り、肩がだるい。水曜日は超辛かったので、日系の指圧やマッサージをしてくれる所に駆け込んだ。
それでも痛みはなくならずに、金曜日のディナーの後に中国系のハーブの店のマッサージの看板を見つけて、また30分ほどマッサージしてもらった。ここでも文化の違いっていうかさ、日系の所ではパジャマを出してくれるのに、ここではパンツ一丁にさせらそうになったよ。上半身だけでいいと言ってズボンははいたままにしてもらった。(ほっ)「寒くはないですか?」の一言もなく、タオルをかけてくれるわけでもなく、そのままグリグリとマッサージ。値段も半額だったし、結構効いたので文句は言えない。


四十肩の前兆か、最悪の場合「腱鞘炎」だろう。そうなると仕事ができなくなるので困る。対策として来週末(イースターで4連休)からピラティスを始めることにした。2年くらい前に右肩が四十肩になり、最近は左肩もやばいというMちゃんと二人で通うことに決めた。二人だとお得なのだ。指圧など一時的なものに頼らずに、自分の筋肉から治さないとね。40過ぎると体のガタがくるのが早いよ。


姉貴も首から手首まで痛いとか言ってるし、うちで一番元気なのは母のようだ。



Sunday, 21 March 2010

St. Patrick's Day

確か、先週の水曜日が St. Patrick's Day だった。MとAが街中でSt. Patrick's Dayのパレードを見に行くけどどうかと誘ってくれていたので、天気も良かったし、朝仕事を片付けてから合流することにした。


Green Parkに着くと、パレードが行われるはずの道に警官もいなしし、フェンスとかの用意もされていない。とりあえず近くにあった Cafe Nero(ここの Hot Chocolateが美味しいの)で陣地を確保し、念のためパレードの道順を iPhone で確認することにしてみた。日曜日の12:00からパレードは始まるし、道順も Good。ただ、日曜日は日曜日でも先週の日曜日じゃない!!! カメラまで持って行ったのにっ!!


Mちゃんと散々Aを非難し、ココアを飲んだ後、仕方なしに映画 I Love You Phillip Morris を観た。映画は笑えたし、ユアン・マクレガーのゲイ演技(?)が上手かったと思うけど、飛行機の上で観るくらいが良かったかも。


映画の後は、Piccadilly Circus裏にある Rowley's で Sunday Roast。これが結構いけたよ。味もお店の雰囲気も良し!
http://www.rowleys.co.uk/





Friday, 19 March 2010

First Aider!

今日で3日のFirst Aidのクラスが終わり、無事テストに合格し、晴れてFirst Aiderになりました♪ 通常の業務とは違った部分の脳みそを使ったり、知らない分野のことを学んだりだったので、とっても充実した日々でした。ただ今月は仕事が忙しいので、朝は7時から仕事したり、夜も帰宅してから自宅勤務だったから今日はもうお疲れモード。今週末も仕事があるけど、First Aider になれて良かった。


秋葉原のような事件が起きた時に、携帯で実況中継をしてる若者の首根っこをつかんで、手伝わせたりしてやるぞ!と言っても、実際にはFirst Aiderはあまり何もできないんだよね。結局は救急車を呼び、それまで casualtyの側にいてあげることくらいなのだ。

CPRとかも出来るようになったけど、下手に助けちゃって植物人間にしてしまい、その家族が先何十年も苦しむことになっちゃったらどうなんだろう。どこまで助けて、どこであきらめをつけなくてはいけないのだろうか?


ちょいと難しい課題だ。


追記:


先日倒れた彼は実は First Aider だったの。だから周りに助けられる人がいなかったみたい。今週は自宅療養していたみたいだけど、無事で何より。





Monday, 15 March 2010

隣の芝生は青くなかった

2年前、1ポンド250円の頃に東京支社に異動した同僚がいた。彼が日本に行ったと同時にポンドは下落し続け、今ではその半額。「あの人、良い時に日本に行ったなぁ。」って羨ましく思っていた。その彼と今日バッタリ、社員食堂で会った。


あまり日本に馴染めなかったのか、もうじきロンドンに戻ってくるそうだ。「でも日本円が稼げて良かったじゃない」と言ったら、「実は僕、何を考えていたのか、米ドルでの支払いをお願いしちゃったんだよ」って。マジですか?


「腐っても米ドル」という神話は崩れ、「米ドルは腐った」のだ。でもポンドのように半額にはなっていないから、まだ救われたのかもしれない。隣の芝生は思ったより青くはなかった。

Saturday, 13 March 2010

Shutter Island

いつもお世話になっている友人Nさんが、スコットランド人の旦那を残して日本へ帰郷したため、ジジィーシッターとしてMちゃんとH氏を誘い出し、マーティン・スコセッシ監督の Shutter Islandを観に行ってきた。探偵物語かと思って観ていたら、もっと奥が深かった。最後のシーンは一体何を示していたのかが疑問なので、機会があったら原作を読んでみたい。久しぶりに映画らしい映画を観た気がしたよ。お薦め!

Friday, 12 March 2010

First Aid

今日は午前中に仕事をしていたら、他の部署の同僚が走ってきて「First Aid(応急処置 )のできるやつはいるか?」と我々に聞いてきた。該当者の席には緑色の旗が立っているのだけど、ふと見渡すと我々の周りには誰もいないではないか。ここはテロもあるし、両親も歳を取って来たから私もコースに行きたいなって思っていた矢先のこと。みんな、ぽけーって感じで何も役に立てなかった。


同じフロアの40位の男の人が、人と立ち話をしている最中に突然癲癇を起こし、周りの処置が遅かったために転んだ際に頭を強く打ち出血。救急車で運ばれたようだ。


仕事も山ほどあるけれど、来週の水曜日から社内の三日間の First Aidのコースに sign up した。いつかとりたいと思っていたから善は急げだよね。

Thursday, 11 March 2010

おフレンチ

今日はちょいとお祝い事があったので、比較的うちから近いコンランレストランに行って来た。まずはシャンペンを一杯ずつ。私は前菜がオイスター、シャブリを一杯頼み、その後ブルゴーニュの赤をボトルで頼んだ。メインは Rib Eye Steakだ。前回 Goodmanで 350g のステーキを食べて感動したけれど、この Rib Eye Steak は200g くらいだったが味は断然上をいく。またどっちを食べたいと聞かれたら、間違いなくここのステーキを選ぶわ。


連れのhalibut も美味しそうだったが、私の肉にはかなわなかったようだ。ソムリエもいるほどの良いレストランだったので、写真をとれなかったのが残念。デザートはシャアしてハッピーに帰宅。たまには素敵なレストランで食べるのもいいね。


http://www.danddlondon.com/restaurants/almeida/home

Wednesday, 10 March 2010

PHO

先日タイの食材店にふらりと立ち寄った際に見つけたインスタントのPHOスープと乾燥麺をゲット。最近寒かったので、ベトナムのPHOが食べたくてレストランに行ったけど、3回とも満席で食べられなかったの。もう自分たちで作るしかない!肉はすきやき用のをジャパンセンターで仕入れていて、バジル、コリアンダー、ライムなどを買った。もやしはここはまずいから、抜いた。


これが結構美味しいっ!レストランで食べれば£7(1000円)くらいするし、肉だってやばそうなのが入ってるじゃない。我が家だと肉も安心だし、ライムもたっぷり使える。ちょっとマイブームかも。

Tuesday, 9 March 2010

来年は

昨日ニューヨークからのManaging Directorとの面接があった。午前中にヒースロー空港に到着し、空港でシャワーを浴びロンドン支社へ直行してきたらしい。彼女は私と同じ年くらいなのかなぁ。かたや平社員なのにね。(苦笑)


「今のプロジェクトを終えたら、次は何があるのか」という私の質問に対して、「あなたをXXX Teamに異動して、ロンドンでトレーニングした後に東京に行かせる予定よ。」と言ってくれた。ってことは来年は日本か?


そうなると尻込みしちゃう私なのだ。東京支社には40過ぎの社員って数えるほどしかいないだろうし、みんな重役なんだよ。日本におけるAge Discrimination やGender Discriminationを改善しませんかって言ってみるか? 残業だってどうだ? 先日もニュースでとりあげられていたじゃないか? いつもより早く、午前2時に終わったからジムに行ったとかいう業界の人もいるようだよ。私のような甘ちゃんがやっていけるのかなぁ?


ま、異動が決まってから考えよう。とりあえずは荷物を増やさないようにと思っているけど、実は中古のマッサージ台をを買っちゃったの。これで出張マッサージを依頼できるんだ。うちに来てくれるのに半額くらいなんだよ〜。


話は変わり、今日はサーモンとしめじのレモン蒸し焼きと茹で野菜とヘルシーなディナーだったの。ただ炭水化物がなかったためか、そのあとにカレーライスを食べちゃった。5月に日本に帰るのに、どうしましょ!

Sunday, 7 March 2010

不思議の国のアリス

今日はAlice in Wonderlandを観て来た。映画の不正コピー、無料ダウンロードが当然のように行われているご時勢。3Dのコピーは難しいので、映画関連業界では今後も3Dの制作を手広くするらしい。


3Dの鑑賞用のメガネって、日本だと日本人の低い鼻用に作られているのだろうか?こちらのは大きくて、ちょいとズレ落ちて来るんだよね。それにメガネをかけている人は2重にメガネをしなくてはいけないので不便そう。度入りの3Dメガネを販売したら儲かると思う。


3D的にはAvatarの方が良かったかも。やっぱり不思議の国のアリスのうさぎには可愛くいて欲しいよ。それに私さ、ジョニーディップの顔が苦手なんだよね。



Saturday, 6 March 2010

まだまだ甘い!

先週はProduction Support だったのでいつもに増して忙しかった。とは言え、午後8時前には帰宅していたんだけどね (日本の皆、すまない!)。火曜日の夜中一時近くに携帯が鳴った。夜中にかかってくる電話なんて不幸な知らせしかないから、不吉な予感の中電話をとった。すると東京支社の人から何とサポートの電話!ロンドンとニューヨークで時間をきってサポートを代わり代わりしているので、この時間はルール上まだ午後8時のニューヨークにかけるのが決まりなのだ。それなのにっ!! 結局2:30頃まで仕事したため、目が覚めちゃって寝たのは午前4時過ぎ。老体にはきついぜ。しかもうちの暖房は午後11:00には自動的に切れるので体もすっかり冷たくなっちまった。そんな些細なことで私はちょっとカリカリした。


最近、私の性格の未熟さは子供を産んで育てなかったからかなぁって思うんだ。もしも育児を経験していたら、もっと色んなことや人に寛大になれたんじゃないかって。やっぱり自分のことよりも先に誰かのことを考えて行動してあげるってことを、ちゃんと学ぶべきだった。30代の時に母が「あなたの生き方はあなたの自由だけど、子供はいらないの?」って聞いてきたことがあった。その頃は「子供なんていらない」って思ったけど、最近はちょっぴり後悔している。母が帰りが遅くなるのが分かっている時は、もっとお手伝いしてあげれば良かったとかも。自分の娘が手伝ってくれなくてもそれに落胆することも不満をこぼすこともなかった母は、やっぱり偉大だったなって。娘とはいえ、誰かに何かをしてもらうことを期待しない。だからこそ、誰かが何かをしてくれたら心からありがたく思えるのだろう。


コンピュータサイエンスを学んで初めて母と同等になれたように感じ、シリコンバレーで調子に乗っていた時は自分は母を超せたのかなって図々しくも思ったこともあった。でもさ、全然違うって。敗戦後にお米に芋を混ぜて食べたり、女だてらにキャリアを築き、父の両親の介護して、我が儘な父に愛想もつかさず、仕事、育児だけでなく、ヨガ、ゴルフ、ブリッジ、盆石と趣味もいっぱい。やっぱり私とは格が違うよ。ま、それだけ尊敬できる親をもてたことに感謝するしかないね。首が短いところや真面目なところは遺伝したけど、もうちょっと頭脳とか性格やとかを譲って欲しかったなぁ。


ちょっと仕事で職場で自信をなくしている今日この頃です。