先週はProduction Support だったのでいつもに増して忙しかった。とは言え、午後8時前には帰宅していたんだけどね (日本の皆、すまない!)。火曜日の夜中一時近くに携帯が鳴った。夜中にかかってくる電話なんて不幸な知らせしかないから、不吉な予感の中電話をとった。すると東京支社の人から何とサポートの電話!ロンドンとニューヨークで時間をきってサポートを代わり代わりしているので、この時間はルール上まだ午後8時のニューヨークにかけるのが決まりなのだ。それなのにっ!! 結局2:30頃まで仕事したため、目が覚めちゃって寝たのは午前4時過ぎ。老体にはきついぜ。しかもうちの暖房は午後11:00には自動的に切れるので体もすっかり冷たくなっちまった。そんな些細なことで私はちょっとカリカリした。
最近、私の性格の未熟さは子供を産んで育てなかったからかなぁって思うんだ。もしも育児を経験していたら、もっと色んなことや人に寛大になれたんじゃないかって。やっぱり自分のことよりも先に誰かのことを考えて行動してあげるってことを、ちゃんと学ぶべきだった。30代の時に母が「あなたの生き方はあなたの自由だけど、子供はいらないの?」って聞いてきたことがあった。その頃は「子供なんていらない」って思ったけど、最近はちょっぴり後悔している。母が帰りが遅くなるのが分かっている時は、もっとお手伝いしてあげれば良かったとかも。自分の娘が手伝ってくれなくてもそれに落胆することも不満をこぼすこともなかった母は、やっぱり偉大だったなって。娘とはいえ、誰かに何かをしてもらうことを期待しない。だからこそ、誰かが何かをしてくれたら心からありがたく思えるのだろう。
コンピュータサイエンスを学んで初めて母と同等になれたように感じ、シリコンバレーで調子に乗っていた時は自分は母を超せたのかなって図々しくも思ったこともあった。でもさ、全然違うって。敗戦後にお米に芋を混ぜて食べたり、女だてらにキャリアを築き、父の両親の介護して、我が儘な父に愛想もつかさず、仕事、育児だけでなく、ヨガ、ゴルフ、ブリッジ、盆石と趣味もいっぱい。やっぱり私とは格が違うよ。ま、それだけ尊敬できる親をもてたことに感謝するしかないね。首が短いところや真面目なところは遺伝したけど、もうちょっと頭脳とか性格やとかを譲って欲しかったなぁ。
ちょっと仕事で職場で自信をなくしている今日この頃です。
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