Mちゃんの実家が火事になったと日本から連絡が入りました。夜中の2時頃の出来事だったので、気がついた時にはすで煙がたちこめていて、二階より布団を落としてその上に飛び降りたそうです。瞬時のお見事な判断により彼女のご両親はかすり傷もなく無事でしたが、店舗兼自宅が全焼してしまいました。
この日記は遡って書いているので、自分なりに色々なことを消化したことをまとめてみます。
まず、周りに同じような惨事が起きたら、
1)出火原因はしつこく聞かない。全焼となると原因の判定が難しいので、大抵は漏電ということになるそうです。
2)逃げ出した時の状況を思い出させない。無事であったことさえ分かれば、それで十分。
3)「保険でどのくらいカバーされるの?」などと当人もまだ分からないようなことをずけずけと聞かない。全ての手続きとか1−2ヶ月かかるらしいし、本人たちも良く分からないはず。
4)良かれと思って自分の使っていないものを送らない。仮住まいに余計な荷物はいらない。一番無難なのはやっぱりお見舞い金です。かさばらないし、パジャマのまま逃げ出したら、靴も老眼鏡も買わないとです。
5)思い出の写真とかも焼失した場合は、写真の焼き増しとか、デジタル化して送ってあげるのも喜ばれると思います。
Mちゃんの家は家族愛が深いし、その土地にも長いこともあって、色々な人からのサポートがあって幸いでした。うちの母が数日後にSkypeして来た時に、
「大丈夫? ご両親がショックで寝込んだりしていない?」
と聞いて来たけれど、
「寝込む? 何か皆でラーメン食べに行ったみたいだよ。」
って感じ。
火事から10日後にはたまたま予定されていた一時帰国があったので、Mちゃんも無事だったご両親とも会えて良かった。私は実家の古い電気コードを全て新しいのに交換したりしました。
Mちゃんの家は燃えちゃったけど、これを機に新しい生活がエンジョイできることを祈ります。
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